山本弘トンデモ資料展
2004年度版4−G


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No.20041に関するスレッドです

「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 塩田多弾砲 [関東] [ Mail ]引用

 本日、書店で立ち読みしたところ、すぐにレジに持って行ってしまいました。
 ってのも、文章の各所に山本さんの「SFはこんなに面白いんだぞ!」って思いがふつふつと熱く伝わってきまして、思わずそれに気圧されてしまい購入した所存であります(すいません〜、「神は沈黙せず」も未読だっつうのに)。
 以前に山本さんが、別スレでレスをくれた時に書きこんでくれた「火星ノンストップ」も掲載されてて、なんか嬉しかったり。

 こうしてみると、本当に「自分にとって、未だ出会わぬ傑作」って多いんだなーと実感します。
 ラインスターの作品の解説では、「ガス状生物ギズモ」と「青い世界から来た怪物」は持っていたりします(これまた父の蔵書の中にですけどね)。昔に読んだっきりで内容忘れちゃったので、この機に発掘して読みなおししようかな(C・L・ムーアの本も、確かあったはずだし)。
 
 紹介されてる作品のほとんどを、恥ずかしながら未読でありますが、読んでみたい作品はニーヴン&パーネル「降伏の儀式」ですねー。「ハングライダーに乗って襲いかかる象の群れ」ってビジュアルで、なんかもう興味をそそられます。つか、ID4のエイリアン以上におバカかも(笑)。
「レンズマン」の解説も、熱かったです。自分は劇場アニメとTVアニメでレンズマンの存在を知ったのですが、原作に挑戦して読みきれなかった時のことを思い出しました(笑)。
 現在、「銀河パトロール隊」のみですが読み終え、改めてレンズマンワールドって凄いなーと思いましたですハイ。「サムライ・レンズマン」も読みたいが、その前に二巻以降も読まんと(^^;)。

 現在、MONOマガジンで連載中との事ですが、ぜひこれは続編出して、さらに様々なSFを紹介していただきたいところです。
 キース・ローマー「突撃! かぶと虫部隊」の名前も後書きにありましたが、あれは面白かったですよね(今月の読書スレにも書きましたが、ティーフ・ティーフのフィギュアが欲しいです。カッコイイですし)。個人的には、E・C・タブ「デュマレスト・サーガ」とか、アンドレ・ノートン「ゼロ・ストーン」とかも紹介していただきたいなー、と他力本願(^^;)。
 それに、クリス・クレアモントとか、イアンド・バインダーとか、フィリップ・ワイリーとか♪(ますます他力本願(爆))

 では、改めてSFへの憧れと、まだ見ぬ傑作に触れる事を願いつつ、これにて失礼します。
 うーむ、まだまだ読みたい本いっぱいだなあ……。

No.20041 - 2004/07/18(Sun) 23:03 [p18214-adsau12honb7-acca.tokyo.ocn.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / スズメ [関東] 引用

書店店頭にないので検索を頼んだところ、「版元在庫切れにつき注文不可」と言われてしまいました。とても売れているのか部数を絞りすぎているのか、はたまた何かの手違いか。

No.20053 - 2004/07/19(Mon) 01:22 [m005233.ppp.asahi-net.or.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / JackD 引用

 私も最近入手できました。田舎暮らしだもんで入荷状態が
おかしいようです。

 そんで紹介されている気になった本を買おうとamazonへ
いった所「他の人はこんな本も一緒に買っています。」と
やっぱり紹介されている本がズラズラと表示されました。
山本先生、先生の思惑はうまくいっているようですよ。

No.20081 - 2004/07/19(Mon) 16:33 [pd3f2f4.ngnont01.ap.so-net.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / Keny 引用

「まだガンダムをSFだと思ってる奴がいたよ!」
 ある時ある集まりで、私は小集団からこう嘲笑されました。なんでも、どこかの雑誌で「ガンダムはSFではない」と決まったのだと云うのです。身長16メートルの人型ロボットも宇宙戦艦もミノフスキー粒子も非科学的で話にならない。そんなものはSFではない、と。
 その時私は「そんなに狭量だからSFと云うのはこんなに廃れているのだな」と思ったものです。
 それでも。
 私はこの言葉に呪われてしまいました。あれがSFで無いなら。私の大好きなあの小説や、このマンガは?ターザンがリストに入っている早川SF文庫は?ワープは?光線兵器は?レーザーブレイドは?タイムマシンは?亜空間は?宇宙人は?ロボットは?アンドロイドは?サイボーグは?どこまでがSFで、どこまでが莫迦莫迦しいんだ?
 ある男は云いました。「サイエンス=科学なんだから科学的に正しくなければSFじゃない」
 ある男は云いました。「理屈がどうだろうと面白ければいいんだ」
 私はこの二つの言葉の間で迷ってしまっていました。
 その呪いが。
 今日少し解けたような気がします。良い本をありがとうございます。

No.20123 - 2004/07/20(Tue) 21:28 [EATcf-268p70.ppp15.odn.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / リュクティ [関東] 引用

あとがきで「ダークシティ」のタイトルを発見・・・とうとう御覧になられたのですねぇ。「オタク座談会」で「まだ見て無い」って言っておられたので、見てどんな感想持たれるか気になってたのですが。
CG使うSF映画はたくさんあるけど、効果的に使う映画は一握り。「ダークシティ」ではビルの伸び縮みとかかなりうまく使ってました。映画館で見たんだけど、がらがらだったなぁ(笑)
「ダークシティ」の監督のアレックス・プロヤスの最新作の「アイ、ロボット」って今全米でヒットしているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040719-00000905-reu-ent
刑事モノなら素直に「鋼鉄都市」映画化すればいいと思うんだけど。

No.20142 - 2004/07/21(Wed) 07:42 [pl710.nas923.ichikawa.nttpc.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 山本弘 [近畿] 引用

 スズメさん、こんにちは。

> 書店店頭にないので検索を頼んだところ、「版元在庫切れにつき注文不可」と言われてしまいました。とても売れているのか部数を絞りすぎているのか、はたまた何かの手違いか。

 いちおう増刷かかることになりました。もう少しお待ちください。

 Kenyさん、こんにちは。

> 「まだガンダムをSFだと思ってる奴がいたよ!」
> ある時ある集まりで、私は小集団からこう嘲笑されました。なんでも、どこかの雑誌で「ガンダムはSFではない」と決まったのだと云うのです。身長16メートルの人型ロボットも宇宙戦艦もミノフスキー粒子も非科学的で話にならない。そんなものはSFではない、と。

 いました、僕の周囲にもそういう人! そういう狭量なSFファンこそが、新しいファンを締め出して、SFをダメにしたんだと思います。
 非科学的だからダメだっつーんだったら、ヤングもラファティもエリスンもみんなダメってことになっちゃうんですがねえ。なんでそれに気がつかないかな。
『濃爆おたく先生』はおすすめです。

 リュクティさん、こんにちは。

> あとがきで「ダークシティ」のタイトルを発見・・・とうとう御覧になられたのですねぇ。「オタク座談会」で「まだ見て無い」って言っておられたので、見てどんな感想持たれるか気になってたのですが。

 見ましたよ。まさか最後が『バビル2世』みたいな超能力合戦になるとは思いもよらず(^^;)。いや、これもけっこうバカ度高い映画であります。好きです。

No.20156 - 2004/07/21(Wed) 17:57 [zaq3dc06be6.zaq.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / キティファイヤー [東北] 引用

Kenyさん、はじめまして
あなたの書き込みに、私も『濃爆おたく先生』をおすすめしようと思っていたのですが、山本先生が書いてらしたのですね。
安心、というか脱帽いたしました。さすが山本先生。

No.20161 - 2004/07/21(Wed) 19:56 [FLA1Aak143.ygt.mesh.ad.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / スズメ [関東] 引用

>  いちおう増刷かかることになりました。もう少しお待ちください。

申し遅れましたが、本自体は別の書店で入手しましたので、お気遣いなきように。

> 「まだガンダムをSFだと思ってる奴がいたよ!」

言った当人が逃げを打っているというのに、高千穂さんの呪いはまだまだ生きてますねえ。

No.20193 - 2004/07/22(Thu) 23:53 [m005233.ppp.asahi-net.or.jp]

そこにワンダーはあるのか?! / Keny 引用

山本 弘様・キティファイヤー様
>『濃爆おたく先生』はおすすめです。

 白状しますと。
 絵に抵抗がありましてこの方の本は未読だったのですが。序の文を見てまずこれは読まねばと決めておりました。
 第1巻!勝ち負けになっているところが若干気にはなりましたが、それはそれ。心が洗われましたぁ。よし、2巻も買おう。
 次はクロノアイズとハルヒかなあ。どこかでゴールデンフリーズは売ってないかなあ。

スズメ様
> 高千穂さんの呪いはまだまだ生きてますねえ。

 早速に「高千穂・ガンダム・SF」で検索してみました。なるほど、こんな事があったんですか。ざっと見の印象ですが、高千穂先生の言葉の末節が独り歩きしてしまったようですねえ。怖いなあ。

No.20197 - 2004/07/23(Fri) 03:11 [EATcf-272p197.ppp15.odn.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 山本弘 [近畿] 引用

 いや、別に高千穂さんだけが言ってたわけじゃないんですよ。当時の、僕より上の世代のSFファンがよく言ってたんです。
 中には、番組を見もしないで「たかがアニメやろ」とかバカにする人がいたのは参りましたね。ストーリー的・テーマ的にこれこれこういう理由で「SFじゃない」と論じるならまだしも、「科学的じゃないから」「アニメだから」という理由で拒否されるのは納得いきません。
(『ガンダム』というのは、巨大ロボットという荒唐無稽な題材を用いながら大真面目なドラマを展開したという点が「バカ」(誉め言葉)であり、SFなんじゃないかと思うんですが)
 僕なんか『ガンダム』どころか、『トランスフォーマー』や『プラモ狂四郎』も「SFだ!」と騒いでたんですが(^^;)、みなさんぜんぜん聞き耳持たずって感じでした。 
 まあ、その後の時代を見れば、結局は『ガンダム』世代が勝利していったわけなんですけどね。

No.20202 - 2004/07/23(Fri) 17:51 [zaq3dc06b4c.zaq.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / えふてぃーえる 引用

>Keny様 山本様
いつからSFファンは狭量になってしまったのでしょうか。
私の若い頃はそんなこと言う人はあまりまわりにいなかったように思ってましたけど。それどころか若い人が多かったせいかヤマトもガンダムもすんなり受け入れてましたけどねぇ。でもDAICONVの星雲賞で「リングにかけろ!」がけっこう票を集めたのにはビックリしましたが。
しかし、こういうのもありだろうなと好意的に受け止めている人が多かったですよ。
 もひとつ印象に残っているのは、「本の雑誌」かどうか忘れましたが、ある批評家が「SFの関係者はずるい。面白いものならプロレスだろうと何であろうとみんなSFに含めてしまう。」というコメントを残したのです。この言葉がずっと頭に残っていて、SFとはそういう柔軟性を持っているものだとずっと思い込んでいたんですけどねぇ。

No.20210 - 2004/07/23(Fri) 21:37 [U066254.ppp.dion.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 奇異巣蝋魔 引用

>  僕なんか『ガンダム』どころか、『トランスフォーマー』や『プラモ狂四郎』も「SFだ!」と騒いでたんですが(^^;)、みなさんぜんぜん聞き耳持たずって感じでした。 

>山本先生「空前絶後のオタク座談会2 ナカヨシ」196ページの発言と矛盾してませんか?

 自分はロボットアニメの多く(全部ではない)は、科学技術を幻想化しているから本質的にファンタジーだと思います。だからロボットアニメはサイエンス・ファンタジー(略してSF)でいいと思います(笑)。高千穂さんといえば、テレビ版「ダーティペア」は原作者の意向で、あまり科学性を重視しない方向で企画されましたよね。手塚先生が「鉄腕アトム」のテレビオリジナル脚本を用意する際、科学とドラマを融合させることをスタッフに望んだのとは正反対なのが面白いですね。

>Keny殿、えふてぃーえる殿。SFの判断基準は人それぞれです。ホラーファンの間でもホラーの定義が恐怖か怪奇かで意見が分けれますし、時代劇ファンに中にも(ドラマの完成度は別にして)、「時代設定とプロットが不可分のものこそ本当の時代劇。現代劇の様式を過去に移し変えただけの作品は偽物」と言う人も居ます。この主張を前提とした上で「本物の時代劇を作る必要はない」と言う意見もあります。「プラネテス」の谷口監督も判断基準は人それぞれとした上で「テレビでSFをやってはいけない」と言ってましたっけ。

 作家ごとのSF観の違いを知るには「SF入門」と「日本SF論争史」を読めば参考になるでしょう。後者は高いので図書館で借りるといいです。

 肝心の「トンデモ本?違う、SFだ!」は注文しましたがまだ届いてないです。

No.20228 - 2004/07/24(Sat) 10:16 [ntokym011152.okym.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / SHADO工作員 [関東] 引用

>
>  見ましたよ。まさか最後が『バビル2世』みたいな超能力合戦になるとは思いもよらず(^^;)。いや、これもけっこうバカ度高い映画であります。好きです。

プロヤス先生、ダークシティの次はクォーターマスシリーズをリメイクすると言っていたような気が…
アレックス・プロヤスは『スピリッツ・オブ・ジ・エア』もお薦めです。文明が荒廃した未来で、本で飛行機の事を知った男が人力飛行機を飛ばそうとする話です。舞台は砂漠の真ん中の掘っ立て小屋で、登場人物は3人というSF映画。

No.20243 - 2004/07/25(Sun) 01:13 [eatkyo191048.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / ラピッド [関東] 引用

えふてぃーえる様
> いつからSFファンは狭量になってしまったのでしょうか。
 結構昔からあったかと・・・・
 スレ違いですが、ガンダムSF否定ってOUTだけではなく、SFマガジンでもありましたね。
 某氏がガンダムを紹介し(記事自体はそこそこ好意的だったのですが)、最後に「でもこれはSFではない」と締めくくっていました。その理由が「センスオブワンダーを感じられないからだ」
 ・・・え?
 じゃあ、SFの定義ってSFファンがいいと思ったものなの?
 まあ、当時としてはガンダム「も」SFだ、ではなくガンダム「が」SFだと世間に認知されたくないという予防線もあったのでしょうが、そのちょっと前にはスターウオーズでみんな大騒ぎしてたしなあ。
 僕も山本先生と同意見でトランスフォーマもXXレンジャーもSFだと思います。そこにスタージョンの法則が適用されるだけで。
 

No.20250 - 2004/07/25(Sun) 09:25 [YahooBB219043000012.bbtec.net]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 山本弘 [近畿] 引用

 奇異巣蝋魔さん、こんにちは。

>山本先生「空前絶後のオタク座談会2 ナカヨシ」196ページの発言と矛盾してませんか?

 いや、いくら何でも『カンタムロボ』と『アクション仮面』はSFじゃないっしょ(笑)。
 僕だってアニメや特撮を何でもかんでも「SFだ!」と言ってたわけじゃないんです。やっぱりSFマインドとかセンス・オブ・ワンダー、「これは普通の作品とは違う!」という驚きを感じさせる作品に対してそう言ってたんです。単にロボットや超能力や宇宙人が出てくるだけじゃ、SFとは言えない。
『トランスフォーマー』は初めて見た時に「メカの形をした生命体」「400万年間地中に埋もれてて、地球のメカをモデルにして復活」といったあたりの設定に、SF的なセンスを感じたもんです。
『ブラモ狂四郎』は荒唐無稽な設定ながら、勝負のつけ方が理に叶ってるというあたりに、毎回、ワンダーを感じて読んでました。
 同じプラモ・マンガでも、『エスパー太郎』とかはもうさっぱりダメで(^^;)、いくら超能力が出てきたって、これはさすがにSFとは言いたくないです。

 本でも書いたけど、「何がSFか」と基準は、SFファンによってみんな異なるんです。自分がSFだと思えば、それがSF。
 だから『ガンダム』を「SFだ」という人と「SFじゃない」という人がいるのは当たり前。
 問題は(Kenyさんの体験談にあるように)「『ガンダム』はSFじゃない」という高千穂さんの個人的見解にすぎないことを、絶対的な基準であるかのように語るファンがいたってことなんです。
「価値観の相対化」というのはSFの重要なテーマのはずなんですが、SFファン自身がそれをSFに対して実践してないんじゃないかって気がします。

 僕の場合、『ガンダム』がSFじゃないって言ってしまうと、『宇宙の戦士』もSFじゃなくなっちゃうんじゃないかって気がしてしょうがありませんでした。両者の違いって、スーツのサイズぐらいのもんだし(^^;)。
 むしろ、クモを絶対的な敵として設定した『宇宙の戦士』って、なんかテーマ的に逃げてる気がして好きになれませんでした。そりゃあ理解不可能な敵がいきなり侵略してきたら戦うのは当たり前だけど、現実の戦争ってそうじゃないし……。

No.20278 - 2004/07/26(Mon) 17:38 [zaq3dc06bf2.zaq.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / ゾル大佐 [関東] 引用

はじめまして。
素人にはハードルの高い掲示板だと思っておりました。
「トンデモ本? 違う、SFだ!」を速攻で購入しました。
活字ジャンキー歴25年以上ですが、SFだけは未開拓世界でした。しかし、積極的にSFの世界を開拓してみたくなりました。
無意識に瀬名、梅原、林譲治など読んでいましたが。
やっぱり「愛」ですね。愛ある紹介で、心動かされました。
私には愛が足りないのか。どんなに愛を込めて、三沢対武藤の初対決のすばらしさと意義を説明したつもりでも、石田三成を再評価してみても、誰も振り向いてくれない・・・。

No.20284 - 2004/07/26(Mon) 18:47 [gw.garage-gw.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 奇異巣蝋魔 引用

>山本先生。よく分かりました。

>  僕だってアニメや特撮を何でもかんでも「SFだ!」と言ってたわけじゃないんです。やっぱりSFマインドとかセンス・オブ・ワンダー、「これは普通の作品とは違う!」という驚きを感じさせる作品に対してそう言ってたんです。単にロボットや超能力や宇宙人が出てくるだけじゃ、SFとは言えない。

手塚先生も「アトム」のスタッフに同じ事をおっしゃっていたようです。 

> 『トランスフォーマー』は初めて見た時に「メカの形をした生命体」「400万年間地中に埋もれてて、地球のメカをモデルにして復活」といったあたりの設定に、SF的なセンスを感じたもんです。

 自分は「2010」のマトリックスにSFマインドを感じました。「ビーストウォーズ」は本来SFだったみたいですが、日本版ではコントになってましたね。

>  僕の場合、『ガンダム』がSFじゃないって言ってしまうと、『宇宙の戦士』もSFじゃなくなっちゃうんじゃないかって気がしてしょうがありませんでした。両者の違いって、スーツのサイズぐらいのもんだし(^^;)。

 ニュータイプは作品の隠し味で、作品全体の構造に深く関わってこなかった気がしますね。


>  むしろ、クモを絶対的な敵として設定した『宇宙の戦士』って、なんかテーマ的に逃げてる気がして好きになれませんでした。そりゃあ理解不可能な敵がいきなり侵略してきたら戦うのは当たり前だけど、現実の戦争ってそうじゃないし……。

 「トップをねらえ」の宇宙怪獣も同じですね。作品のテーマが全然違いますが。

 SFアニメ論争に関して最大の問題は、とり・みきさんも指摘したように、SF関係者が高千穂さんの発言に対し誰も反論・フォローしなかったことですね。第一世代の作家の皆さんはモノクロ時代にアニメから手を引いていましたし。小隅黎さんが関わったアニメは劇場版「ガッチャマン」が最後。
 まあ「ヤマト」の原案を手がけた豊田さんがいますが。この方の自伝「あなたもSF作家になれるわけではない」は高千穂さんとは逆にロボットアニメをSFとは認めていても、作品自体は否定しまくってるんですが。ファンの間で問題にならなかったのかな。ある意味トンデモ本なんですが。

 話がものすごく横道にそれて済みませんでした。

No.20290 - 2004/07/26(Mon) 22:37 [ntokym012236.okym.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / ロディマス・ごんべい 引用

 ぼくも読みました。
 SFというジャンルの衰退として、SFが他のジャンルにまで拡散した結果という話があって、なるほどと思ったのですけど、ゲームの台頭も理由の一つにならないかと思います。
 というのも、昔、オタクな子供はみんなSFを読んでいたという時代があったらしいと話に聞きますが、今(正確には、今の子供のコトはわからないので、ボクの年齢層では)はオタクな子供はゲームをしております。
 きっと、山本先生や他の方々は、思春期の多感な時期に、あのSFが云々なんて熱い議論や、自論を述べたコトがあったと思います。
 ボクの場合は、ソレがゲームで、あのゲームのココが…。なんてよく友人と話し合いました。
 ああ、きっと学生時代にこんな面白いSF紹介本に出会っていたら、きっとSFファンの末席に加わっていただろうに。ああ、出会うのが遅かったかなぁと、ちょっと残念な気持ちです。(まだ20代前半だし、まだ間に合うのかな?)

No.20299 - 2004/07/27(Tue) 01:33 [dhcp-5111.nava21.ne.jp]

Re: 「とんちSFだ!」読みました / スズメ [関東] [ Mail ] 引用

いかにも語呂の悪いタイトルなので、ちょっと略してみました。

最近のSFといえば、霊魂や魔法といったオカルトとの合体や
タイムスリップを利用した歴史ものへの導入、
ラブコメの隠し味(きまぐれオレンジ☆ロードの主人公が超能力者だなんて設定は私も忘れてました)
といったサブジャンルとしての使われ方があたりまえになってきて、
わざわざ「SF」を冠するのは
「マニア向けに考証を凝りに凝ったハードな奴ですよー」
と自称するに等しいという状況になっています。
こんな時代に『SF人気』を復活させるには、
『何をしたらよいか』という以前に
『何をもってSFの復活というか』というところから考えねばなりますまい。

No.20313 - 2004/07/27(Tue) 22:00 [m005233.ppp.asahi-net.or.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / SHADO工作員 [関東] 引用

昔(80年代末頃)聞いた小話。
A:「老人が宇宙ボートで宇宙カジキと戦う『老人と宇宙』はSFか?」
B:「うーん、強いてジャンルを上げるとすれば…盗作?」

この話を聞いて「時間カジキはSFだけどな」と言ったのが若き日の山田正紀だとか…多分嘘(笑(本当だったらどうしよう(笑)))。

No.20333 - 2004/07/28(Wed) 23:45 [eatkyo191048.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 奇異巣蝋魔 [地球外] 引用

 今度は本当に読みました。冒頭に「SF入門」からの引用があったんですね。ということは小生の書き込みは野暮でしたね。カジシン先生のコメントは引用しなくて良かったです(笑)。

 ですが本文中引っかかる部分があったので、失礼かと思いますが幾つか突っ込みを。
 帯にも書かれている「降伏の儀式」のハングライダーは、ハンググライダーの間違いですよね? 「仮面ライダー(スカイライダー)」のエンディングクレジットも当初は、”ハングライダー指導”と表記されていたのですが、途中から”ハング・グライダー指導”に訂正されましたよね。
 69ページ「発狂した宇宙」ですけど、小生の記憶では”実話雑誌ではなく”冒険小説誌”だったと思います。現物が手元にないので自信ありませんが。

 あとSF大会で突っ込まれると思いますが、まえがき部分でニューウェイヴ運動自体を否定するのはいいのですが、バラード作品を非SF扱いしちゃマズイのではないかと。いくら山本先生の独断を前提にしているとはいえ、「結晶世界」は星雲賞を授与してる上に今でも版を重ね、今も多くのSFファンから支持されてまいすから。「ハイライズ」などはSFを逸脱していると思いますけど。あと、某大森先生がベイリーがニューウェイヴ運動から出てきたことを指摘しているのですが、この件もSF大会で話したらどうでしょうか?
 
 「ガンダム」で思い出したのですが、かつて「宇宙の戦士」に対して”二等兵物語に宇宙服着せただけじゃねえか”という批判があったんですよね。別に「ガンダム」を”二等兵物語をモビルスーツに乗せただけ”とは思いませんが。

 全体的にはとても楽しく読めました。名作を一通り読んだつもりでも、誰でも見落としはあるもの。ゲームを完全にクリアしたつもりでも、攻略本を読むと”こんな裏技があったのか!”と驚くのと同じ。半可通の読者にもお勧めですね。

 しかし「断絶への航海」と「第二創世記」は古本屋に売るんじゃなっかた(泣)。

No.20683 - 2004/08/11(Wed) 10:35 [ntokym021104.okym.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 山本弘 [近畿] 引用

 奇異巣蝋魔さん、こんにちは。

> 帯にも書かれている「降伏の儀式」のハングライダーは、ハンググライダーの間違いですよね? 

 ごめんなさい。その通りでした。文中でも「ハング・グライダー」と表記されています。
 増刷かかるなら訂正します。

> 69ページ「発狂した宇宙」ですけど、小生の記憶では”実話雑誌ではなく”冒険小説誌”だったと思います。現物が手元にないので自信ありませんが。

 ごめんなさい、これも確かにご指摘の通りでした。記憶に頼って書いちゃだめだな。

> あとSF大会で突っ込まれると思いますが、まえがき部分でニューウェイヴ運動自体を否定するのはいいのですが、バラード作品を非SF扱いしちゃマズイのではないかと。いくら山本先生の独断を前提にしているとはいえ、「結晶世界」は星雲賞を授与してる上に今でも版を重ね、今も多くのSFファンから支持されてまいすから。

 ああー、『結晶世界』か! いや、僕が念頭に置いていたのは、「終着の浜辺」などのコンデンスド・ノヴェルなんですが(あと、ロバーツの「猿とプルーとサール」とか、ムアコックのジェリー・コーネリアスものとか)。確かにバラード作品を全否定してるように誤解を受けかねませんね。
 バラードも初期作品はSFだったんですが、だんだん「これのどこがSF?」と言いたくなる作品が増えていきましたね。

 ちなみに『結晶世界』には苦い思い出があります。高校時代に読んだんだけど、どこがいいのかさっぱり分からない。何で世界が滅びようって時に女をめぐって撃ち合いしなくちゃいかんのかと。
 でも、SF界ではみんなが誉めてるし、きっと名作なんだろうなあ……と思い、分かったようなふりをしてました。
 で、夏休みの読書感想文で『結晶世界』の感想を書いたんですよ。分かってないのに分かったふり、好きでもないのに好きなふりをして、適当な誉め言葉を書き並べたら……なんとそれが校内のコンクールで入賞! ノート一冊ぐらいの安っぽい賞品でしたが、もらっちゃったんです。
 この時は胸が痛みました。自分の本音を偽った文章で賞を取ったんですから。
(お気づきかと思いますが、『神は沈黙せず』の優歌の中学時代のエピソードは、この体験がヒントになってます)
 それ以来、開き直って「バラードは僕には分かりません」と言うようになりました。いくら「名作」と呼ばれるものであっても、自分がつまらないと感じたものを誉めるのはやめようと。
 まあ、まえがきでも書いたようにSFファンのSF観は百人百様なんで、「バラードはいい」という人がいてもいいんですけど、少なくとも僕はバラードが好きじゃないんです。

>あと、某大森先生がベイリーがニューウェイヴ運動から出てきたことを指摘しているのですが、この件もSF大会で話したらどうでしょうか?

 そこが疑問なところでして、ベイリーって本当にNWの人なんでしょうか? あの作品を読むかぎり、根っこはヴァン・ヴォクトあたりだと思うんですが。『時間帝国の崩壊』なんて、ノリはほとんどスペオペですよ。べつにNW運動なんか関係なしに、ああいう作品を書いてた人なんじゃないでしょうか。
 確かにNWが多くの作家を生み出したことは否定しませんが、それ以前からコードウェイナー・スミスやスタージョンやディックみたいな作家がいたことを考えると、NWというムーブメントがなくても、60〜70年代のSFはけっこう自然に発展してたんじゃないかって気がします。ゼラズニイやエリスンみたいな作家も、従来のオールド・ウェーブの発展形として、いずれ出てきたんじゃないかと(こればっかりはパラレルワールドに行ってみないと検証不可能ですが)。

No.20693 - 2004/08/11(Wed) 17:10 [zaqdb72ea90.zaq.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 夢浦 忍 [東海] 引用

山本先生がSF大会のライブで「お奨めのネタがあったら教えて欲しい」と
言っておられたので、私のお奨めの一本を。

Ever17 -the out of infinity-
http://www.kid-game.co.jp/kid/game/game_galkid/infinity/ever17/top.html

近未来の海中テーマパークで発生した事故によって閉じ込められてしまった
7人の男女が地上に生還するまでの物語です。
当初は単なるギャル萌えゲーかと思わせる展開なのですが、ゲームを進めるうちに
徐々に違和感が生まれてきます。そしてその違和感の正体に気付いたとき、
驚天動地の展開が……
あちこちに張られていた伏線が最後の最後になって一気に収束していく快感、
ゲームだからこそ可能になったストーリー展開、そしてそれを裏付ける
ウソ科学理論のもっともらしさ。過去に出たアドベンチャーゲームの中でも
トップクラスの『SF』だと思います。

問題は、その内容を語ろうとすればどうしても重大なネタバレになってしまうので、
「とにかくプレイすればわかる」としか言いようがないことでしょうか(一度
クリアしてしまえばとことんまで語り合いたくなるんですが)。
その上、ゲームを本当にクリアするには5人いるヒロインのストーリーを
全部終わらせなきゃいけないんで、音声とかちゃんと聞いてると20時間くらい
かかっちゃうんですよね。
それでも、SFファンなら絶対に楽しめるゲームだと思うんで、興味持った
人がいましたらプレイしてみることを勧めます。

ちなみに現在はパソコン版に移植されたときに追加された要素を入れて
コンシューマーに逆移植した「Premium Edition」が4800円で発売中で、
10月にはサクセスのスーパーライト2000シリーズから廉価版の発売が
予定されてます。

No.20710 - 2004/08/24(Tue) 21:41 [p222136.ip.mirai.ne.jp]

今更でスイマセン / 北長六功 [九州] 引用

 下手をすると荒れる火種になりそうなので、このスレットは書くまいかと思っていたのですが、SFファンとしてはやはり参加したいです。ちょっとだけ。
 個人的には、その作品がSFかどうかは、あまり重要な要素じゃないと思っています。そういった議論はたいがい不毛になると愚考します。
 むかし、小説「戦国魔神ゴーショーグン」あとがきの仮定問答で、
『これはSFではない。これをSFというのは、SFに対する冒涜だ』
『SFだなんて言わないも〜ん』
 参りました首藤剛士さん。それ、正解です。
 山本様がおっしゃるとおり、『自分がSFだと思えば、それがSF』なわけで、極端な話、面白ければ「SFでない」といわれようが関係ない、と思います。
 おまけに分類しづらい作品はいくらもありますよね。
 例えば、山本様も取りあげられたフレドリック・ブラウン「さあ、気ちがいになりなさい」。作者のセンスの良さとかラストのどんでん返しとか、きわめて良質な作品であることはいうまでもありません。が、これをSFに区分するかどうか、私には疑問符が付いてしまいます。
 あと、ガンダムと高千穂遙氏ですが、富野監督の自伝「だから僕は… ガンダムへの道」に
『(豊田有恒)氏の才能に気づいて、SFのなんたるかを教えてもらっていればこの歳になって高千穂遙なんて若僧にバカにされずにすんだというものだが』
 と書いてます。よほど悔しかったんだろうと思ってたんですが(安彦良和氏の方がもっと根深いようだけど)、最近発行された「ライトノベルズ完全読本」によると、富野氏は最初ガンダムの小説をSFマガジンに持ち込んだら、『ロボットもの』だから断られ、高千穂氏に相談したら朝日ソノラマを紹介してくれたとか。
 ううむ、複雑な事情がありそうだなあ。高千穂氏には反感を抱いていたけど、実情はちょっと違うようです。

  追記
 SFは衰退しているような記述をたまに見ます。
 そうでしょうか? 確かにもっと売れているジャンルはあるでしょうが、ちょっとした書店に行けば「ハヤカワ文庫」等、SFは結構なスペースを占めています。古典文学が大きな書店に行かなければなかなか手に入らない――「吾妻鏡」を捜すのは大変だった――のに比べれば、ファンは多いと思うんですが。

No.20715 - 2004/08/24(Tue) 22:55 [p1200-ipad01oomichi.oita.ocn.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / リュクティ 引用

>ベイリー
作品の掲載誌が「ニュ−ワ−ルズ」だったり、ムアコックと親交があったりしたためにNW系の作家だと誤解されてるんだと思います。
ベイリーとムアコックといえばこの間「災厄の船」という短編を読んだんですが、ここで描かれる残酷なエルフの姿にメルニボネ人の姿をかいま見てうれしくなったり。ベイリーの短編としてはバッドエンドではないというのもめずらしかった(ハッピーでもないけど) 作品としては「ガイア理論」を先取りした感じかな?
>ムアコック
実は海外SFにハマったきっかけがムアコックだったりするんで、「ムアコック」とか「ジェリ−・コ−ネリアス」とかの文字を見ると心中穏やかで無いものがこみ上げてきます(笑)実は最初にSFマガジンのバックナンバー買ったのもムアコックの短編が載ってる号だったりするし。
「トンデモ本?〜」で名前の挙がってた「乱流」ですが、手元にある永遠の戦士全集The Tale Of The EternalChampionの8巻目Sailing to Utopiaの序文に「バリントン・ベイリーとともに書かれた」との文があり、おそらく時間理論とかのアイデアはベイリ−に負うところが大きいのではないかと思います。
ジェリー・コーネリアスの短編は日本語になってるものはすべて読んだんですが、ハッキリ言ってわけわかりません(笑)
文章が断片的なんで推測しながら読みすすめる必要に迫られるんです。
この傾向は長篇でも同様でコーネリアス4部作(未訳)のThe Final Programmeという作品以外、同じような文体なんで原書で読み進めるのがつらい(笑)
The FinalProgrammeは例外的に(1番最初に書かれたせいか)文体がNW的でない普通のSFでかなり読みやすい。これはエルリックのストーリーを現代(1960年代)に置き換えたもので、元のスト−リ−を知ってる人にはたまらない話だと思います。
進行中の「エルリック」映画化の際にどっかからどさくさで訳されるのを期待してるんですが。
しかし、ムアコックという人も妙な作家で、(NW運動の拠点である「ニューワールズ」編集長であるにもかかわらず)彼の書いたNWSF(「この人を見よ」とか「暗黒の回廊」とか)ははっきりいってどれもつまらない!がしかし、エンターテイメント色の強いファンタジ−作品になると急にノリノリで書き出すんだよなぁ・・・作家としての本質的にはNW系というよりもE・R・バロウズとかポール・アンダーソンの延長にある人ではないかと思います。
全次元の脅威となる邪神に対抗するために4人の永遠の戦士が合体して1人の超戦士になるなんてクロスオーバー展開は単純だがやはり燃える!
余談ですが、SWアドベンチャーのキャラ応募ハガキが載ってる号(1993年9月号)でイラストのリュクティがブラインド・ガーディアンというバンドの「クエスト・フォー・タネローン」って曲を歌っててにやりとしました(タネローンとは永遠の戦士シリーズに登場する都市の名前)
>バラード
バラードは長篇はいくつか読んだけどどれも眠気を誘う作品ばかりで・・・(笑)
でも短編だと割と好みの作品を書いてくれるかな。「アルファケンタウリへの13人」とか「大建設」とか「時間都市」とか、ヴァーミリオン・サンズ系の作品(特に「プリマ・ベラドンナ」と「アトリエ5号・星地区」)とか。
だから短編作家としては評価するけど長篇作家としてはそれほどでもありません。
NW-SFもマッスンの「旅人の憩い」みたいなアイデアで楽しめる作品はすきですね。この間パメラ・ゾリーンの「宇宙の熱死」を読んだけどあれは解らなかった。エントロピー理論を主婦の日常描写にあてはめたという感じの短編でしたが。

No.20729 - 2004/08/25(Wed) 07:56 [pl1137.nas923.ichikawa.nttpc.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 井上晃宏 [東海] 引用

みなさん、「大いなる助走」(筒井康隆)はご存知でしょうね。何度も文学賞にノミネートされながら、賞を逸してきた筒井が、その怨恨を小説に昇華させた傑作です。

その中で、こんなシーンがある。賞の選考委員の会話。
「これってSFだろ?落とそうよ」
「ああ、SFだもんな」
なぜSFだと落とすのか、SFのどういう点がまずいのかについては、一切説明なし。「SF」とレッテルを貼った時点で、もう落とすことになってる。
 SFを20年前のアニメと読み替えれば、そのまま「ガンダムSF論争」になってしまう。
 ジャンル分けに無駄な労力使うより、作品の中身を語るべきだと思います。

 今まで散々差別してきたくせに、宮崎や富野や押井たちが、海の向こうで評価されるようになってから、アニメやゲームを持ち上げて、論文書いたりしている日和見野郎を、私は心底軽蔑する。(筒井の祖先の筒井順慶の洞ヶ峠は創作だそうです)

No.20731 - 2004/08/25(Wed) 08:58 [YahooBB219054024049.bbtec.net]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 奇異巣蝋魔 引用

>最近発行された「ライトノベルズ完全読本」によると、富野氏は最初ガンダムの小説をSFマガジンに持ち込んだら、『ロボットもの』だから断られ、高千穂氏に相談したら朝日ソノラマを紹介してくれたとか。

>北長六功殿。その話題は「ターンAガンダム」終了時に「ニュータイプ」誌上で行われた富野由悠季監督×大森望先生の対談にも出てきました。たしか、この対談では「ガンダム」を面白い非SFさくひんという文脈で語っていたと思います。「SFマガジン」に「ガンダム」が連載されていたら日本SF界は、もっと活気づいていたでしょうね。余談ですが「マジンガーZ」も「エヴァンゲリオン」も「スター・ウォーズ」も作者がSFであることを否定してますよね。作者の主張が常に正しいとは限りませんが。「帝都物語」も反SFとして書かれたにもかかわらず、SF大賞を授与。世の中分かりませんね。

>山本先生。既に指摘があったかもしれませんが、38ページ他の福島正美ですが、正しくは正実です。「聖マッスル」は最高ですね(違うって)。
 ところで本書以前に、ラインスターを評価したSFガイド本を1冊だけ知っております。1986年に講談社現代新書より発行の石原藤夫+金子隆一著「SFキイパーソン&キイ・ブック」です。「最初の接触」と「宇宙震」を紹介しています。
 ちなみに同書ではニューウェイヴ運動を否定していて、「彼らの理想とする小説と同じものが、じつはそれより前、ラテン・アメリカにおいて完成されていた」と指摘しています。確かにボルヘスは前衛的ですね。
 あと「外宇宙と内宇宙とを分けるなどという発想自体すでにサイエンス・フィクションがとっくの昔に乗り越えたもの」とも書いてあります。運動は別にして「結晶世界」と「地球の長い午後」を作品としては高評価していますが、付け足しのような気も・・。
 同書のハードSF至上主義的内容に対し、批判的な書評を読んだことがありますが、判断は皆さんにお任せします。

 

No.20789 - 2004/08/27(Fri) 00:52 [ntokym021043.okym.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 「トンデモ本? 違う、SFだ!」読みました / 山本弘 [近畿] 引用

 リュクティさん、こんにちは。

> 「トンデモ本?〜」で名前の挙がってた「乱流」ですが、手元にある永遠の戦士全集The Tale Of The EternalChampionの8巻目Sailing to Utopiaの序文に「バリントン・ベイリーとともに書かれた」との文があり、おそらく時間理論とかのアイデアはベイリ−に負うところが大きいのではないかと思います。

 おお、それは知りませんでした! 確かにムアコックらしくない作品だとは思ってましたが。言われてみればベイリーっぽいアイデアですね。

>ジェリー・コーネリアスの短編は日本語になってるものはすべて読んだんですが、ハッキリ言ってわけわかりません(笑)

 ご心配なく、僕もさっぱり分かりません(^^;)。
『ファイナル・プログラム』って映画になってるんですよね。日本では劇場未公開。僕も見たことありません。

http://www.generalworks.com/databank/movie/title2/fprog.html

 こういう、怪獣も宇宙人も出てこないSF映画は、マニアに注目されないため、書籍などのデータから洩れてることが多く、内容が分かんものが多いんですよね。確かコーネリアスが×になるラスト・シーンだけは、テレビの特番でちらっと見たことがあるんですが。

 奇異巣蝋魔さん、こんにちは。

>山本先生。既に指摘があったかもしれませんが、38ページ他の福島正美ですが、正しくは正実です。「聖マッスル」は最高ですね(違うって)。

 あっ、ほんとだ。すみません。3版がかかるなら直しておきます。
 実はあとがきでも、冲方丁氏の名前を間違って「冲方一」と書いちゃってることに、この間、気がつきました。一発変換しない「冲」の字を出した後(間違って「沖方」と書く人がかなり多い)、気が抜けて油断したみたいです。いかんなー。

(試しに「沖方丁」で検索したら、ヒットが1253件……)

No.20834 - 2004/08/29(Sun) 14:04 [zaqdb72ee9c.zaq.ne.jp]



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