山本弘トンデモ資料展
2004年度版12−B


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No.21593に関するスレッドです

『トンデモサイエンス読本』 / 山本弘 [近畿] 引用

 七瀬隆『トンデモサイエンス読本』(コアラブックス)についてのスレッドです。あまりに面白いので、別スレッドから分岐させます。
 ミロさん、こんにちは。

>零戦の機首の機銃はプロペラに当たるので(笑)当時の技術力で造れたか疑問とか

 著者は「元設計士である私の意見としては」「実現不可能である!」と断言してますね(^^;)。
 じゃあ、第2次世界大戦における空中戦の多くはウソだったってことに……。

>空母の発艦には必ずカタパルトが必要と思っているらしく、当時の空母からカタパルト無しで発艦出来たか疑わしい(笑)とか

「カタパルト発進・カタパルト減速のような強い応力がかかると、木製飛行機であるゼロ戦はバラバラになってしまうであろう」などと書いていますね。「木製飛行機」って……それに「カタパルト発進」って……。
 第二次世界大戦での、空母から艦載機が発艦するシーンの映像は、みんな特撮だとでも言うのでしょうか。

 僕がいちばん笑ったのは、ロズウェル事件の真相(109ページ)です。

> この時期、連日のようにUFO目撃事件が続いていたが、アメリカ側も指をくわえて見てるだけではなかったのだ!
> B24戦闘機を改造した「UFO撃墜専用機」を準備しており、超一流の操縦技術を持つ「ライト・スタッフ」が、ロズウェル陸軍航空基地で待ち構えていたのだった。(空軍ではなくて、陸軍航空基地であることが重要)
> 7月4日、ニューメキシコ州にUFOが多数出現し、B24特別戦闘機も飛び立った。
> 知能の高い異星人側も油断していたことが、撃墜成功の要因でもあった。
> 空軍基地には注意していたのだが、ロズウェル陸軍航空基地は、彼らの「警戒区域」に入っていなかったのだ。飛び立ったB24特別戦闘機が、たった一機だったのも、彼らを油断させた、ところが! 特別機に加えられた旋回能力の高さはもちろんだが、操縦しているライト・スタッフがスゴ腕だったのだ。
> 信じられないような旋回性能を持つUFOに、特別機は決して劣ってはいなかった。

 B24でUFO相手にドッグファイト!!(爆笑)
 そりゃあ確かに「スゴ腕」だあ!
 あと、「空軍基地には注意していたが」などと言っていますが、アメリカ空軍が陸軍航空隊から独立するのはロズウェル事件の2か月後の1947年9月18日で、ロズウェル事件の頃に「空軍基地」なんてものはありません。

> すさまじい飛行バトルの結果、特別戦闘機はUFOにミサイルを当てることに成功し、その時の破片はロズウェル近郊のフォスター牧場に落下した。

 1947年に空対空ミサイル!
 それって立派なオーパーツ!(笑)
「飛行バトル」なんて言葉も初めて聞きました。

 しかも、著者がこの「真相」をどこから手に入れたかというと、その「原典」は、
「インディペンデンス・ディ」(原文のママ)「ロズウェル」「ループ」「ドラゴン・ボール」「ジョジョの奇妙な冒険」「Xファイル」なのだそうです。
 この人、『ドラゴンボール』と『ジョジョ』のファンらしく、何かと言うとこの2作品から引用したがります。

>「なんで、にほんの漫画なんだよ! 事件があったのはアメリカだぞ!」
> と、またお怒りかもしれないが、ロズウェル事件には日系人が関わっていたことを忘れてはならない。異星人の解剖に立ち会った看護婦の名前は、ナオミ・マリア・セルフである。

 うわー、この人「ナオミ」を日本名だと思ってる!

 最初、あまりにも内容が幼稚すぎるんで、著者は10代ぐらいの若い人なのかと思ってたんですが、あるページに、大学を受験したのが「20年近く前」と書いてあってビックリ。ということは30代後半。もう子供もいるらしい。
 これはもう、今からじゃ引き返せないなあ……。

No.21593 - 2004/10/05(Tue) 16:27 [zaqdb72e966.zaq.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 夢浦 忍 [東海] 引用

七瀬隆氏の著作をamazonで検索してみましたけど、漫画ネタの本ばっかですな。

・パチスロ「超」攻略ギア―パチスロマンガに学ぶ オカルトシステムが勝機を掴む
人と同じことをやっていても「勝ち組」にはなれない! 定評あるオカルトシステムを
解説し、パチスロマンガに学びつつ、元技術屋の著者がパチスロ必勝の極意をしめす。
攻略誌に未掲載の情報が満載!

・アカギに学ぶ人生哲学
『近代麻雀』連載中の人気漫画「アカギ」の解体新書。主人公アカギの鮮烈な生き方に
学ぶ人生哲学と麻雀必勝法を語る。

・「ブラックジャックによろしく」VS「ブラック・ジャック」―2人のB・Jがメスで切り開く人生と医療問題
そっと群を離れ寿命を終える野生動物と、それに抗う人間という動物。本当の医療とは
何なのか。現役医師の本音も取り入れ、佐藤秀峰と手塚治虫の人気マンガ2作品から、
深く「日本の医療の実態」に迫る。

パチスロマンガや麻雀マンガ読んでギャンブル強くなるモンですかねえ?

No.21597 - 2004/10/05(Tue) 18:42 [p216129.ip.mirai.ne.jp]

補足。 / 取手呉兵衛 [ Mail ] 引用

>B24戦闘機を改造した「UFO撃墜専用機」を準備しており
航空機に詳しくない方に補足いたしますと、「B24戦闘機」なるものは存在しません。大体、「B」はボマー・・・爆撃機のことで、実在のB24はこれです。
http://www.kokensha.co.jp/vf-1j/b24.html

いやまぁ、爆撃機としては優秀な部類のマシンなんですけどね。これでドッグファイトをやらかすのはイスカンダルの技術供与があったとしても無理かな・・・(大爆笑)

No.21598 - 2004/10/05(Tue) 18:52 [proxy25.rdc1.kt.home.ne.jp]

爆撃機改造の夜間戦闘機 / T.黒田 引用

>B24戦闘機を改造した「UFO撃墜専用機」を準備しており

 第二次大戦のヨーロッパ戦線では、敵の夜間爆撃機を迎撃するために夜間戦闘機が盛んに用いられたのですが、大戦前半の技術力では機載レーダーが小型化出来なかったため、軽・中型爆撃機を流用した物が夜間戦闘機として運用されていました。
 イギリス空軍ではブレニム軽爆を、ドイツ空軍ではJu-88双発中型爆撃機の夜間戦闘機改造型がその代表例ですが、大戦も後半になるとレーダーも小型化されたため、運動性の低い爆撃機改造の夜間戦闘機に代わり、より空戦性能の高い専用の夜間戦闘機(ドイツ空軍のHe219、アメリカ軍のP-61など)が用いられるようになりました。

 いずれにしろ、太平洋戦線の日本軍はあまり夜間爆撃を行わなかったので大戦末期に日本本土爆撃が始まるまで夜間戦闘機の需要も少なく、爆撃機を改造して夜間戦闘機をでっち上げるほど追いつめられることもありませんでした(大戦末期のP-61「ブラックウィドゥ」で充分事足りた)ので、夜間戦闘機型のB−24も存在しません。

No.21600 - 2004/10/05(Tue) 19:38 [pl437.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 塩田多弾砲 [ Mail ] 引用

>山本弘様

>零戦の機首の機銃はプロペラに当たるので(笑)当時の技術力で造れたか疑問とか

>著者は「元設計士である私の意見としては」「実現不可能である!」と断言してますね(^^;)。
 じゃあ、第2次世界大戦における空中戦の多くはウソだったってことに……。

 まじめにこーゆーコト言ってるとは、確かにトンデモさんの世界は深いですねー。
 っつーか、第二次世界大戦どころか、第一次世界大戦時に、既に複葉機でプロペラ越しに機銃を発射できる「同調装置」ってもんが発明されてたんですが……(1915年、ドイツのフォッカーE3に史上初めて装備され、当時のドイツ軍を優勢に導いた)。
 まー確かに、当初はプロペラに機銃の弾丸当たるのを防ぐため、プロペラの回転半径外に設置するとか(仏 ニューポール11)、プロペラを機体後部に設置するとか(英 デハビランドDH2)、プロペラにガードつけて弾丸を弾き飛ばすとか(仏 モランソルニエN)、いろんなやり方が模索されましたけど。

 しかし、いくらなんでもこういうコト言うとは。それに、ゼロ戦以外にも、当時の世界各国の戦闘機には、プロペラ越しに機銃をセットしてたし。

 小学校当時、ゼロ戦&第二次大戦時の戦闘機のヌルいマニアだった自分は、文献にて同調装置の存在を知ったんですけど、この人はいまだに知らんのか? 同調装置の発明者、フォッカーさんはあの世で泣いてるぞ(爆)

>「カタパルト発進・カタパルト減速のような強い応力がかかると、木製飛行機であるゼロ戦はバラバラになってしまうであろう」などと書いていますね。「木製飛行機」って……

 マテまて待てーっ、じゃあ、自分が「京都嵐山美術館」にて購入した、「ゼロ戦の機体の一部に試用されてたジュラルミン」ってのはなんなんじゃい。わざわざ腐食させたジュラルミンでも捏造し販売したっつーんかい。
 自分がかつて読んだゼロ戦関係の文献(っても大した量ではないけど)には、のこらず全て「ジュラルミン製」って記載されてたんスけどー。
 まー確かに、大戦末期に物資不足から、陸軍戦闘機「疾風」を木製化したキ−106戦闘機が試作されたってコトがあったそうですが(重量増加と運動性能が落ちた為、開発中止したそうです)。

 うーむ、コンノケンイチ氏などの「B−2ステルス爆撃機は、UFOのオーバーテクノロジーを用いて製造された機体だ」ってのもそうだけど、こういうのって当時の製作者たちに対して失礼でないかなー。
 知らないならそれでもいいけど、まず最初に調べてから書くべきじゃないのか? 「同調装置は第一次大戦時に実用化されてた」とか、「ゼロ戦の機体にはジュラルミンが使用されてた」っつーくらいの事実は、ちょいと調べれば分かりそうなもんだが。

No.21607 - 2004/10/05(Tue) 22:18 [p41178-adsau14honb7-acca.tokyo.ocn.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / ものぐさ太郎 [東海] 引用

みなさんこんにちは。
面白そうな本ですね。購入してみたいと思います(笑)。
そういえば以前模型雑誌に「エアスピード・アセイラント」という、爆撃機にも劣る性能の戦闘機(実は全くのでっち上げ)の話が出てきた事がありましたが、あの巨大なB-24に追っかけまわされるUFOというのもそれと似た可笑しさ(悲しさ?)を感じます。
大したテクノロジーじゃなさそうだな(爆)。

No.21608 - 2004/10/05(Tue) 22:34 [FLA1Aas157.szo.mesh.ad.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 隅の隠居 [関東] 引用

 皆様、こんにちは。僕も昨日、書店で発見して立ち読んできました。
 それにしても、笑えますー。零戦一つでこれだけのネタを提供してくれるとは。木製戦闘機って……。当時、ソ連や英国では木製戦闘機はありましたが、日本では接着剤や圧縮技術が未熟で、ジュラルミンより重くなってしまって、失敗したのは塩田多弾砲様が言われているとおりです。そうした技術があれば、木製戦闘機もけっして低性能ではないのですが。英国のモスキトーなどは、木製ゆえにレーダーに引っかかり難い、速いとあって、戦闘機から夜戦、高速爆撃機、偵察機となんでもござれの万能機ですし。それに零戦は、ただのジュラルミンじゃなく、超々ジュラルミンですぅ。
 B‐24といえば、当時の米軍でも最大級の四発重爆なので、さすがに戦闘機化は無理だと思います。これに追い回されるUFOって……「ゲゲゲの鬼太郎」で手洗い鬼に踏み潰されたUFOと一二を争う情けなさですね。
 それに空母から飛び立つとき、合成風力を使うくらいはどんな戦記にも書いてあるのに。頼むから、一冊でも資料読んでください、七瀬さん……。

No.21617 - 2004/10/06(Wed) 09:54 [cache-tkp-ab01.proxy.aol.com]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / VT250F 引用

「九月の読書その1」スレで『トンデモサイエンス読本』を紹介させていただいたVT250Fと申します。せっかく専用スレができたのでこちらにも転載させてください。(一部加筆しました。)

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 この本、パラパラめくっただけであからさまにトンデモ本だと分かる内容の本なのですが、まえがきに、「トンデモ本の世界」「トンデモ本の逆襲」「トンデモ超常現象99の謎」を読んで目から鱗が落ちるような感覚を持ったと書いてあったので、どのようにしてトンデモ理論を展開するのかを期待して買ってみました。
 読んでみると、意外とオーソドックスに自分が見た映画や本、円周率などから自分だけが理解できるメッセージを読み取ったというよくある展開で、ロズウェルに墜落したと言われているUFOに乗っていた宇宙人が実は今も生きているとか、月から見た地球は実は球体ではなかったとかという結論に持っていくのですが、おもしろいのはその元ネタ。「インディペンデンス・ディ」、「ループ」(鈴木光司)、「ドラゴンボール」(鳥山明)、「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木飛呂彦)等。特に「ドラゴンボール」と「ジョジョの奇妙な冒険」から多くのメッセージを受け取っているようです。
 さらにおもしろいのは、この著者が自分で思いついた妄想を正しいかどうか確認する方法。それはなんと「2ちゃんねる」に書き込むこと。「2ちゃんねる」に書き込んだ後、「ある方法」を用いると「謎の存在」が正しいかどうかを教えてくれるのだそうです。(「ある方法」がどのようなものかは不明。)
そして、この「謎の存在」の正体が何なのかは著者自身も分からないそうなのですが、著者の「感触」ではなんと知性を持った植物の集合体でないかというのです!
 他にも自分が持ってる超能力の話(書店で目的の本を素早く見つける能力だそうです。)だとか、ドミノ倒しを利用した永久機関の話だとかおもろい話が満載でした。著者本人はトンデモネタだと自覚しているようですが、なぜか自分の説には確信を持っているようでした。
 結局、著者の目にはまだ落ちていない鱗がたくさん付いているようです。

No.21632 - 2004/10/06(Wed) 23:13 [cachea.ncv.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / ヨコヤマ [東海] 引用

VT250F様
>  さらにおもしろいのは、この著者が自分で思いついた妄想を正しいかどうか確認する方法。それはなんと「2ちゃんねる」に書き込むこと。「2ちゃんねる」に書き込んだ後、「ある方法」を用いると「謎の存在」が正しいかどうかを教えてくれるのだそうです。(「ある方法」がどのようなものかは不明。)
>
 2ch軍板で、プロペラの話とかカタパルトの話、ロズウェルの話をマジに質問したら、すごいことになりそうですね(w) まあ、「釣りはカエレ!!」とか言われるだけかも知れませんが。

No.21633 - 2004/10/06(Wed) 23:48 [cassiopeia.aitai.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 北長六功 [九州] 引用

 こうまで無茶苦茶を書いてくれると笑うしかないですなあ。
 飛行機関係、余計なことですが、ちょっとだけ。
  零戦の機首の機銃。
 坂井三郎氏の回想だったと思うけれど、同調装置が狂ってプロペラに当たることは、まれにあったとか。けど、7.7mmだと1・2発なら、大したことはないのだそうです。
 (二重に間違っているぞ、七瀬氏)
  木製戦闘機キ−106
 これがあったから、日本の木製戦闘機は優れていたってトンデモさんがいるんですわ。
 試験飛行で急降下をかけたらオリジナルの四式戦「疾風」より高速だったという(どこまで本当か分からない)データもあるらしいのですが、主翼がめくれ上がっていたというから、使い物にならなかったと考えるのが普通でしょうに。
  第二次大戦中の夜間戦闘機
 基本的に爆撃機にこっそり近づいて大口径機銃で迎撃するのが目的ですから、普通の戦闘機のような運動性は重視されないんだけどなあ。
  T.黒田様
 些末な上に板違いなのですが、自分で調べてもよく分からないので、よろしければご教示ください。
>太平洋戦線の日本軍(略)(大戦末期のP-61「ブラックウィドゥ」で充分事足りた)
 P−61の方が爆撃機改造の夜間戦闘機より高性能だと思いますが。ほとんど活躍の場がなかった機体だと認識していたのですが、日本本土爆撃でどの程度使用されたのでしょうか?
 そういえば、He219もあまり生産されなかった機体だと思うのですが。
 おおむね、双発複座の機体を流用した夜間戦闘機が主流で(ドイツではMe−110、日本では月光とか)、専用の機種を開発する方が少数例だと認識しているのですが、間違っていますか?

No.21640 - 2004/10/07(Thu) 01:51 [p4245-ipad02oomichi.oita.ocn.ne.jp]

P−61とWW2のアメリカ軍 / T.黒田 引用

>北長六功様

>>太平洋戦線の日本軍(略)(大戦末期のP-61「ブラックウィドゥ」で充分事足りた)
> P−61の方が爆撃機改造の夜間戦闘機より高性能だと思いますが。

 ちょっと「事足りた〜」の言い方は適切ではありませんでしたね。
 もう少し正確に言えば、「WW2の米軍は昼間爆撃を主体にしていたので、欧州戦線での夜間戦闘機の需要や必要性も少なく、その為夜間戦闘機開発の取り組みも遅かった」
「そして太平洋戦線の日本軍も、欧州戦線のドイツ軍と違って大規模な夜間爆撃を連合軍の軍事拠点に対して継続的に仕掛ける能力に欠けていた為、米軍もそれに対抗すべき大規模な夜間戦闘機部隊を急いで設立する必要性が乏しかった。」
「そしてP−61が実戦投入された1944年後半になると、日本軍とドイツ軍の航空戦力はかなり弱体化しており、比較的生産数の少なかったP-61シリーズ(約700機)でも、質・量共にひどく劣勢な日本軍の夜間戦闘機部隊や夜間爆撃機部隊を制圧するには充分だった。」
 と言った所でしょうか。

 おっしゃる通り、P−61はWW2で多数投入された各国の夜間戦闘機の中でも最優秀と呼べる機体で、生産機数や活躍の場こそ他の米軍機と比べると比較的少なかったものの、日本本土空襲を行う夜間爆撃機部隊の護衛や、味方の拠点に散発的な夜襲を仕掛けてくる日本軍爆撃機の迎撃、更には堅固に防御された地点に対する夜間対地攻撃など、夜間戦闘機としてはかなり手広い任務に使用されました。

>専用の機種を開発する方が少数例だと認識しているのですが、間違っていますか?

 確かに、大規模な夜間戦闘機部隊を保有したイギリス空軍とドイツ空軍は数的にも爆撃機改造型(モスキートやJu-88)や、昼間双発大型戦闘機改造型(Me110)などが最後まで主力を占め、日本軍でも屠龍や月光などの夜間戦闘機はいずれも他機種からの改造型でした。
 よって、おっしゃっている事は正にその通りなので、
「爆撃機改造の夜間戦闘機に代わり、より空戦性能の高い専用の夜間戦闘機が用いられるようになりました。」と書くよりも、
「大戦後半からは最初から夜間戦闘機として作られたより高性能な機体が実戦に参加する様になりました。」
 と書いた方が実情に則していたでしょう。

 ちなみにその後調べてみたら、米軍がP−61を実戦に投入する以前にはP−38の双発夜戦改造型や、A−20軽爆(攻撃機)の夜戦型(P−70)が用いられていましたが、いかんせん後続のP−61と比べると発展余裕や空戦性能などに乏しかったため、夜間戦闘機としては目立った戦果は挙げられなかったそうです。
 特にP−70は夜間に高空侵入を仕掛けてくる一式陸攻に対して迎撃を行っても追いつけないなど、性能の面ではかなり不十分だったそうで。

No.21648 - 2004/10/07(Thu) 16:29 [pl042.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 山本弘 [近畿] 引用

 他にもまだまだツッコミどころがあります。

 この人の理論ですごいのは、「月は地球から38万kmも離れていない」というもの。バン・アレン帯を抜けると、月はずっと近くにあって、そこから地球を振り返ると「ティプラーの円筒」のように見える。NASAはそれを隠している……というのです。
 その証拠として持ち出すのが、アポロが撮影した有名な「地球の出」の連続写真。

>「スミスの海」から昇る地球の写真は、手前の月面の地形が似ているのだが、どうしても合致しない。実に不思議だ。そもそも、月面から見て、欠けてない側が上になった地球が「昇る」だろうか?(この件は自信がないが、私のシミュレーションでは逆になる。読者の皆さんに追加思考実験をお願いしたい)(p.143)

 どうもこの人、月の地平線から地球が昇ってくるあの連続写真を、飛行士が月面に立って撮影したものだと思ってるらしいです。もちろんそうじゃなく、月を周回するアポロ宇宙船から撮影されたもの。眼下に見える月面の地表はどんどん通り過ぎてゆくのだから、地形が「どうしても合致しない」のは当たり前。
 だいたい、静かの海からじゃ、地球は地平線近くに見えるわけないんだけど。

> そして、私たちがいるはずの地球は、本当はどういう天体なのだろうか?
>「トンデモ理論」が炸裂しているが、恐れずに書くと、「ティプラーの円筒」という、一種のタイムマシン型天体に、もう既になっているのではないだろうか?(p.218)

 ええっと、つまり地球は高密度で無限の長さを持ち光速の1/2以上の速度で回転する円筒ってことですか?
 しかもこの人、200〜210ページで相対性理論を否定してるんです。ティプラーのタイムマシンの理論は、一般相対論から導かれたものなんですが……アインシュタインを否定してティプラーを支持する理由がさっぱり分かりません。

>「定常宇宙論」とは、そのネーミングのニュアンスからも分かる通り、「宇宙は昔も今もこれからも、ずっと同じ大きさで膨張なんてしていない」という理論である。(p.36)

 定常宇宙論でも宇宙は膨張しています。ビッグバンなんてものはなくて宇宙は無限の過去から存在しており、膨張しながら絶えず物質創生が続いているので密度が一定に保たれている……というのが定常宇宙論。

> ボブ・ラザーは、UFOの推進エネルギーを「元素番号114」から得ていると語ったのである。「人類はなぜUFOと遭遇するのか」には「元素115」と書かれているが、私の記憶違いか、本の方が間違っているのかはわからない。(p.84)

 記憶違いです。どのUFO本にも、ラザーがUFOのエネルギー源だと言ったのは「元素115」だと書いてあります。(ちなみに、この人が持っているUFO関係のまともな資料は、『人類はなぜUFOと遭遇するのか』だけらしいです)

> 2004年現在、公表されている元素表では、元素番号103のローレンシウムが最も原子量の多い元素であり、(P.84)

 いつの時代の周期表ですか、それは(笑)。
 あっ、もしかしてアクチノイド系列のところだけ見て「103が最高」と早とちりしてる?

> その冥王星は発見されてからも、ほんのわずかしか公転していないのに、冥王星よりもはるかに遠い「オールトの雲」から超スピードで太陽を公転している「彗星」とは何なのだろう? 例えば、ハレー彗星の公転周期は約76年。冥王星は約248年である。
>天文単位(太陽から地球までの平均距離)で表現すると、冥王星は約39・5天文単位の軌道半径で公転しており、「オールトの雲」は10万天文単位の距離にある。
> 最も身近な天体が最も謎めいている。
(p.218)

 ハレー彗星はオールトの雲の中になんかありません。ハレー彗星の遠日点は約36天文単位のところにあります。

>「鉄腕アトム」は「スペース・ボーイ」のタイトルで、アメリカでも放映されたので(p.116)

 アストロだ、アストロ!
 って、あんた『ブラックジャック』の本書いたことがあるんじゃなかったんかい!?

No.21654 - 2004/10/07(Thu) 17:57 [zaqdb72ed59.zaq.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / エロの冒険者 [九州] [ Home ] [ Mail ] 引用

 皆様、こんにちは。

 山本 弘様
>うわー、この人「ナオミ」を日本名だと思ってる!

 スティーブン・キングの娘も「ナオミ」さんです。するってぇとキング一家も日系人なんですかね(笑)。

 「ナオミ」は確か北欧系の名前で発音もネイオミに近いと聞いたことがあると思うのですが、まったく自信がないので間違っていたらごめんなさい。

No.21655 - 2004/10/07(Thu) 18:00 [ntfkok009106.fkok.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / ROCKY [ Mail ] 引用

> 「ナオミ」は確か北欧系の名前で発音もネイオミに近いと聞いたことがあると思うのですが、まったく自信がないので間違っていたらごめんなさい。
旧約聖書ルツ記の中にナオミ(Naomi)が登場していますので、
もとはヘブライ系の名前でしょう。
ルツ記によるとナオミの意味は「快い」だそうです。

No.21659 - 2004/10/07(Thu) 21:55 [c023075.net219124.cablenet.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 北長六功 [九州] 引用

  T.黒田様
 丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。
 後で思い出したのですが、P−51って「太平洋戦争で最後に日本機を撃墜した機体」でしたね。(ああ、どんどん板ズレ。皆様ゴメンなさい)

 どーでもいいことの続き。
 「なおみ」「日本人」とくれば、ナオミ・キャンベルが出演したエステのCM――普通の娘「なおみ」がエステから出てくるとスーパーモデルになっている――を思い出しますなあ。
 まさか、このネタをマジで書いちゃう人がいるとは(笑)

No.21660 - 2004/10/07(Thu) 22:11 [p5164-ipad01oomichi.oita.ocn.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / エロの冒険者 [九州] [ Home ] [ Mail ] 引用

 皆様、こんにちは。

 ROCKY様

 >旧約聖書ルツ記の中にナオミ(Naomi)が登場していますので、
>もとはヘブライ系の名前でしょう。
>ルツ記によるとナオミの意味は「快い」だそうです。

 訂正有難うございます。しかし、どっからそんな知識を引っ張ってきたんだ、俺は(笑)。

 >B24戦闘機を改造した「UFO撃墜専用機」を準備しており
 これはですね、B-24爆撃機の大きな爆弾槽を利用して、12.7ミリ機銃弾を一杯詰め込み、現代でいうところのガンシップに改造した機体なのでしょう。当然、機関砲塔も増設して、その濃密な弾幕で速度、機動性に優れたUFOを絡めとろうとしたのです。

 これならば本来は爆撃機であるところのB-24が戦闘機(この場合F-24)にカテゴライズされても不思議ではないと思いますって、十分不思議ですね(笑)。

No.21679 - 2004/10/08(Fri) 17:47 [ntfkok011003.fkok.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / たぬき 引用

>これはですね、B-24爆撃機の大きな爆弾槽を利用して、12.7ミリ機銃弾を一杯詰め込み、現代でいうところのガンシップに改造した機体なのでしょう。当然、機関砲塔も増設して、その濃密な弾幕で速度、機動性に優れたUFOを絡めとろうとしたのです。

 いやいや!
 原文では「空対空ミサイルで撃墜した」となっているそうではないですか。w
 ですから、この場合はやはりB−24でよろしいのでしょう。
 爆弾槽がミサイル格納庫になっていて、投下後ロケットに点火、っていう形だったのでは。

 きっとアレですね。
 このB−24は空対空ミサイル(そう呼ばれていたかどうかは置くとして)の実験機だったんですよ。 その為に機体剛性も強化されて高機動戦闘に耐え、ひょっとしたらロケットモーターを積んでいた可能性も・・・・・。

 それにしたってUFOが情けないことに変わりは無いですけど。w

No.21683 - 2004/10/08(Fri) 22:23 [i220-108-219-209.s02.a013.ap.plala.or.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / えふてぃーえる 引用

ホントに面白そうな本ですね。田宮の社長さんが出された新刊とどちらを買おうかな(笑)。

>零戦の機首の機銃はプロペラに当たるので(笑)当時の技術力で造れたか疑問とか

 >著者は「元設計士である私の意見としては」「実現不可能である!」と断言してますね(^^;)。

ちょっとぐぐって見たんですが、プロペラと機銃の同調装置は1913年にドイツのルフト・フェアケーア社のスイス人「設計技師」、フランツ・シュナイダー氏が特許を取得されています。
この著者何の設計士だったんでしょうか

いいなぁ、ほとんど調べずに本書いて原稿料と印税もらえるなんて(笑)。

No.21692 - 2004/10/09(Sat) 00:34 [U066046.ppp.dion.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / ものぐさ太郎 [東海] 引用

 みなさんこんにちは。

 注文していましたが昨日届きました。想像していた以上に腰砕けの一品です。
 「UFO博士の異名をとっていた」というなら、「うつろ舟」と日航貨物機による目撃事件以外の「鍔のついた球形の物体」についての記述も欲しかった。トリンダデ島の「ブラジル国家公認写真」とか、それだけで結構色々書けるのに・・この人が「仮面の忍者 赤影」の「大まんじ」を知っていたら、はたしてどんなことを書いたのかなあ?
 「植物に自意識はあるか?」の話の途中で、いきなり「『ドラゴンボール』カルトクイズ」を始められて、「クイズの意味を考えて欲しい」って言われたってわからねえっつうの。
 お台場での「コンタクト」の話も強烈、「SALE」という広告から「去れ」のメッセージを受け取り、漢字クイズのメールに問題となる漢字が出ていなかった事からは「漢字が無い→時間が無い」のメッセージを受け取っています。こう考えると日常も楽しいだろうなあ・・

えふてぃーえるさま

>いいなぁ、ほとんど調べずに本書いて原稿料と印税もらえるなんて(笑)。

 多分本人なりに「調べて」いるのだと思います。参考資料(と思っている物)が「ドラゴンボール」や「ジョジョの奇妙な冒険」、あるいは「2チャンネルで聞いたこと」なのであって。だから私の意見では「人類はなぜUFOと遭遇するのか」のようなまともな本は、本来この本では参考にすべきではなかったのではないかなあと思います(苦笑)。
 それから、最後のページになぜか「あなたの本を出版します」という広告があるのが気になります(笑)。この原稿で10%の印税もらえるなら私も何か書いてみたいですが。

No.21704 - 2004/10/09(Sat) 12:15 [FLA1Aas157.szo.mesh.ad.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / だぁく・はんど [関東] 引用

皆様こんにちわ
この本はちょっと買うのに勇気が要りそうなので、まだパラパラと立ち読みした程度なのですが・・・
山本弘様
> >「スミスの海」から昇る地球の写真は、手前の月面の地形が似ているのだが、どうしても合致しない。実に不思議だ。そもそも、月面から見て、欠けてない側が上になった地球が「昇る」だろうか?(この件は自信がないが、私のシミュレーションでは逆になる。読者の皆さんに追加思考実験をお願いしたい)(p.143)

 そもそも、「月面に立って撮影している」と思っているのなら、
「月の地平線上から地球が昇ってくる」という事の方が「地球が上弦か下弦か」よりもねつ造の証拠になる、
と思うのですが・・・、この著者はその事すら気がついていないようですね

あと、自分には探知能力や予知能力がある、何でも答えてくれる「ディープ・スロート」がいる、と書いてあるのに資料が見つからなかったり、わからないまま放置してある事が非常に多い気がします。

 けど、この本の中で「小説でもフィクションでも、裏の意味がこめられている」と言ったことを書いていたので、色々と矛盾があって、例えそれらを指摘されたとしても、「それは全て裏の意味を持たすため」で済ます事ができそうですね。

No.21706 - 2004/10/09(Sat) 12:37 [218.231.154.24.eo.eaccess.ne.jp]

『トンデモサイエンス読本』の著者だよん^^ / 七瀬 隆 [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

な!面白いだろ^^
「と学会」の本はつまらないよなー。
なんでもかんでも「トンデモ本」です!のワンパターン。
ちょっとは俺の本をしっかり読んで、意味を考えてみたら?

もっとも執筆時間が無くて、資料調査不足だったのは同感です。
んなもんで、「トンデモサイエンス読本」補章をHPで書いてるんで、遊びに来てね

No.21748 - 2004/10/10(Sun) 23:14 [aa47.lip.point.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / たぬき 引用

 しばらく様子を見て、今は触れない方が良い、に一票。

No.21756 - 2004/10/11(Mon) 03:15 [i60-34-243-201.s02.a013.ap.plala.or.jp]

あゆとバクチと漫画読本ねぇ / 仕立屋雅楽 引用

>「トンデモサイエンス読本」補章をHPで書いてるんで〜

 まだ書いてないやん。人に勧めるときはキッチリリサーチしましょう。あ?ご本人か。(爆)

No.21757 - 2004/10/11(Mon) 07:29 [P061198138071.ppp.prin.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 山本弘 [近畿] 引用

 たぬきさん、こんにちは。

> しばらく様子を見て、今は触れない方が良い、に一票。

 同感です。バードウォッチャーは鳥を観察するだけにとどめるべきです。

>爆弾槽がミサイル格納庫になっていて、投下後ロケットに点火、っていう形だったのでは。

 撃ちっぱなしで無誘導のロケット弾だったら、1947年の技術でも可能ですよね。爆弾槽に入れなくても、翼から懸架すればいいし。
 ただ、誘導なしで1発だけ撃ってUFOに当てるのはかなり難しそう。UFOの後ろにつけたうえで、『謎の円盤UFO』のスカイワンみたいに、ポッドから一斉発射するとか?
 あと、発射した後、母機から目視で誘導するという手も考えられますね。B-24で追いつけるようなUFOなら、かなりのろいだろうし(^^;)。
 いちおう、アメリカ製の主要な初期の空対空ミサイルの開発開始年と配備年を書いておきます。

          開発開始年   配備年
ファルコン     1947年  1954年
サイドワインダー 1949年  1956年 
スパロー      1951年  1956年
フェニックス    1962年  1974年

 1947年というと、ファルコンが開発開始されたばかりの年で、実戦配備はまず無理。おまけにファルコンの初期型は赤外線ホーミングのはず(のちにセミアクティヴレーダー方式も登場)。UFOってエンジンから熱排気出してないと思うんですが(^^;)。

 しかし、笹本さんの『ほしからきたもの』はよく書けてるなあ、ってつくづく思います。

No.21764 - 2004/10/11(Mon) 13:36 [zaqdb72e8e7.zaq.ne.jp]

ton-demonstration / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

なんだかずいぶん偉そうだな>山本弘

>同感です。バードウォッチャーは鳥を観察するだけにとどめるべきです。

俺は見つからないカラスの死骸かい?(苦笑)

それはともかく「やまもとひろし」か。YAMAMOTO HIROSHI
本名だかペンネームだか知らないんだけど、この名前はまずいんじゃないの?
あわせて聞きたいんだけど「皆神龍太郎」はどこで区切るんだい?
「皆神龍 太郎」なのか「皆神 龍太郎」だってことだよ。
あるいは「皆 神龍 太郎」かな? 意味はわかるよな。

ちょっとだけ個人的に気に入らないんだよ。ちょっとだけだけどな。
小松左京先生を馬鹿にすんじゃねえ! 俺のお師匠だ!(小学校4年生からずっと)
「さよならジュピター」だって、NASAの愛読書らしいぞ(2chによると)

SFコミケとかやってるわけ? あー、気持ち悪い(>_<)
こーゆーヲタク集団が、SF文学を駄目にするんだろうな〜

No.21788 - 2004/10/12(Tue) 00:32 [ao197.lip.point.ne.jp]

どっちが誹謗中傷なんだか? / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

なお、荒らし、誹謗中傷、商業利用など、不適当と判断される書きこみは警告なしに削除することがあります。ご了承ください。

らしいからな。
消すんじゃねーぞ!

No.21790 - 2004/10/12(Tue) 01:07 [ao197.lip.point.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 塩田多弾砲 [ Mail ] 引用

>えふてぃーえる 様

>ちょっとぐぐって見たんですが、プロペラと機銃の同調装置は1913年にドイツのルフト・フェアケーア社のスイス人「設計技師」、フランツ・シュナイダー氏が特許を取得されています。

 自分もググりましたが、その名前は出てきませんでした。
 で、「フランク・シュナイダー」で調べてみたら…発見しました。
 確かに、

:1913年7月15日 ドイツ特許276396号としてスイス人フランツ・シュナイダーの機銃同調装置の特許公告される。

 ってありましたです。

 いやはや、ちゃんと調べてから書かないことには、無知を晒され恥をかくだけッスね。身にしみて反省。

 ちなみにもうちょいと調べてみたところ、

1913年 シュナイダー、ドイツにて同調装置の特許取得
1915年 LVG単葉機に同調装置を搭載したが、移動中に破損し、開発は頓挫。

 同年、フランスでも、モラン・ソルニエ社のレイモンド・ソルニエーが同調装置を研究。しかし、使い物にならず。
 結局、プロペラに防弾金具(デフレクター)をつけてはじく方式をとる。

1915年3月 フランス軍パイロット、ロラン・ギャレス。ソルニエーのアイデアを、自機モランソルニエに装備。しかしプロペラの損傷がひどく、正式採用は見送られた。

 同年4月、ギャレスは敵地に不時着し、機体ごと拿捕される。
 フォッカー技師、デフレクターのコピーを命ぜられるも、シュナイダータイプの同調装置を三人の技師に託し、わずか一週間前後で完成させる。
 それを搭載したフォッカーE1、軍に正式採用。のちにE1は改良されて、フォッカーE3へと改良される。
 
……
 なんか、こういうことが起こっていたとは知らなかったです。
 本当に、調べるって事をおろそかにしてはいけませんね。

>この著者何の設計士だったんでしょうか

 うーむ、何の設計士だったとしても、正直恐怖を覚えてしまいますね。
 同調装置もろくに知らん人が、設計したものが世に出ており、それが故障したり不具合起こす事を思うと、巻き込まれないようにと祈るばかりです。

>いいなぁ、ほとんど調べずに本書いて原稿料と印税もらえるなんて(笑)。

 いやほんと、この程度の内容で商業出版できる人がいるんだから、世の中わからんッスよねー。
 ま、どういう人かはたかが知れたので、たぬき様の言うように、

>しばらく様子を見て、今は触れない方が良い、に一票。

 に、自分も一票。
 っていうか、できればずっと触れたくないなあ。調査怠慢がうつりそうでイヤ(爆)

No.21792 - 2004/10/12(Tue) 02:17 [p41178-adsau14honb7-acca.tokyo.ocn.ne.jp]

ぶんぶく茶釜 / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

多分だけど、俺が設計したもの持ってるんじゃないかな(笑)>たぬき
知識だけの頭でっかち君は、扇風機をエアガンで撃ってみたらどうだい?

No.21793 - 2004/10/12(Tue) 02:23 [ao197.lip.point.ne.jp]

イカんね! / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

おっと、ごめんよ。塩辛君だったね。
特許と試作は出来るんだよ。問題は信頼性と量産性さ。

No.21794 - 2004/10/12(Tue) 02:28 [ao197.lip.point.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 遊び人 [関東] 引用

>7colors
>それはともかく「やまもとひろし」か。YAMAMOTO HIROSHI
本名だかペンネームだか知らないんだけど、この名前はまずいんじゃないの?
> 知識だけの頭でっかち君は、扇風機をエアガンで撃ってみたらどうだい?

この方の文章は自己完結してて意味不明の文章が多いんですが・・・
少なくとも扇風機の羽には、プロペラほど隙間が無いので実験?の意味は無いかと思いますが?
それとも哲学的な比喩があるのでしょうか。

後、読む側を不快にさせる言葉使いは、例えご本人が知的な方で、意図的に行っているにしても、他人の掲示板では許されない行為ですね。
もし「七瀬 隆」と名乗った方が「7colors」としても書き込んでいるのならば、七瀬 隆本人で無い限り他人を騙っている訳ですからその時点でOUTですが。

ウォッチング推奨とされていましたので、野暮な書き込みかとは思いますがご容赦下さい。

No.21796 - 2004/10/12(Tue) 04:06 [white5.scn-net.ne.jp]

to 遊び人殿 / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

>この方の文章は自己完結してて意味不明の文章が多いんですが・・・
その「意味不明」な部分を、「読本補章」で説明するんで、しばしお待ちを。

>少なくとも扇風機の羽には、プロペラほど隙間が無いので実験?の意味は無いかと思いますが?
そーだねー。
(「読本」では、羽根を細い三等配の板に交換して実験することをお勧めしたけど)
何か高速回転している、プロペラに似てるものないかなあ…

>後、読む側を不快にさせる言葉使いは、例えご本人が知的な方で、意図的に行っているにしても、他人の掲示板では許されない行為ですね。
売られた喧嘩を買ってるだけさ。^^

遊び人かぁ。ドラクエVだと、遊び人が2人いると最強パーティだったね。

No.21798 - 2004/10/12(Tue) 08:11 [sgh-ac177.ppp.point.ne.jp]

プロペラ実験 / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

いい方法を思いついた!
扇風機を斜めから撃てばいいんじゃん!
つまり隙間が広くなる方向からね。
その方向からエアガンを撃てば、羽根に当たらずに貫通するBB弾もあるはず(?)。
もちろん、扇風機とエアガンはBB弾が貫通するように同期している訳じゃないけど、初歩実験にはなるでしょう。
つまり「数撃てば当たる」の原理で、BB弾が扇風機の羽根を抜ける場合があり得るかな?
俺もやってみよう。d(^-^)ネ!
こういうのが「知性」っているんだぜ。( ̄ー ̄)ニヤリッ

No.21800 - 2004/10/12(Tue) 09:23 [tn2-au18.ppp.point.ne.jp]

7colors氏に質問です / T.黒田 引用

 7colors氏は『トンデモサイエンス読本』 の著者である七瀬隆と同一人物ですか?。

>俺もやってみよう。d(^-^)ネ!
>こういうのが「知性」っているんだぜ。( ̄ー ̄)ニヤリッ

 そして、この掲示板で書き込まれている一連の発言は全て”釣り”ですか?。 それとも自分の考えが全て正しいと信じている上で本気で言っているのですか?。
 もし後者であれば、「同調式機関銃」というキーワードで検索する事をお薦めします。
http://www.google.com/search?num=100&hl=ja&c2coff=1&q=%E2%80%9D%E5%90%8C%E8%AA%BF%E5%BC%8F%E6%A9%9F%E9%96%A2%E9%8A%83%E2%80%9D&lr=

No.21801 - 2004/10/12(Tue) 10:32 [pl448.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / ばるんが 引用

あらしは無視が基本です。皆様、御協力をお願いします。

No.21802 - 2004/10/12(Tue) 11:52 [p1011-ipad201souka.saitama.ocn.ne.jp]

T.黒田殿へ / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

>7colors氏は『トンデモサイエンス読本』 の著者である七瀬隆と同一人物ですか?。

そーだよ。ここはI.Pが表示されているから、逆タンすればわかるんじゃない?

>そして、この掲示板で書き込まれている一連の発言は全て”釣り”ですか?。 

釣り? 意味がわからない(??)

>それとも自分の考えが全て正しいと信じている上で本気で言っているのですか?。

「読本」のP187に「…あくまでも『推論』でしかなく…」って書いてあるでしょ。
「ゼロ戦については、追加取材を行う」って、自分のHPにも書いたよ。お勧めURLはありがと。あとで見てみるよ^^

ただ「読本」の基本スタンスの1つとして「科学分野には前述の論理性・再現性・理論予測性など以外に、機密性というものがある」という思想があるからね。
・公表されている科学知識だけが「科学」なのですか?
ってことだよ(いずれも「読本」まえがき)
だから、超初歩実験でも「自分で行うこと」は重要だぜ。扇風機実験は、俺はやってみるよ。

P.S. 俺が逆に無視じゃ(怒)>ばるんが

No.21808 - 2004/10/12(Tue) 15:58 [ab114.lip.point.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / END [関東] 引用

本は買っても居ないのですが、ここの議論を見てて不思議に思った点を一つ。

突っ込まれている方が居ないようなのですが、ドックファイトって戦闘機の空中戦では前方発射式の武装しかないので、犬が尻尾を追いあうように相手のケツ(失礼)を取り合うからですよね?

B-24って爆撃機だから後方機銃があるはずで、ドックファイトしなくても問題ないのでは?ケツに付かれたら後方機銃で打ち落とせばいいんだし。

ってか、それ以前に仮にも円盤のくせに全方位武装とか無いんですかい。やけにローテクな宇宙人ですなあ。マクロスのYF-19だって後方攻撃用のレーザーとか備えてるのに。
それこそインディペンデンス・デイの小型UFOみたいに後方噴射式で後ろに攻撃できないUFOだったんでしょうか?高機動が可能な割には、意味が無いテクノロジーだ。

No.21825 - 2004/10/12(Tue) 23:28 [pl497.nas931.n-yokohama.nttpc.ne.jp]

『トンデモサイエンス読本』の著者だよん^^ / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

あっはっはっ
俺のレス、消しちゃったの?
「2ちゃんねる」の方が、ずっとフェアだぞ。
まあ、フェアじゃないのが「と学会」だから、ポリシーは貫いてるわけだ。
もうちょっと山本弘と議論したかったんだけどなぁ
共に古参のSFファンとしてね♪

No.21839 - 2004/10/13(Wed) 17:25 [sgh-ac142.ppp.point.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 本山 引用

陰口を嘉とする先生にフェアさを求めるのは、
木に縁りて魚を求めるようなものですよ。

No.21854 - 2004/10/14(Thu) 00:53 [p62919b.osakac00.ap.so-net.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / 山本弘 [近畿] 引用

 ENDさん、こんにちは。

>B-24って爆撃機だから後方機銃があるはずで、ドックファイトしなくても問題ないのでは?ケツに付かれたら後方機銃で打ち落とせばいいんだし。

 いや、著者は「ミサイル」で撃墜したと書いているので、その設定に合わせて考えてあげないと(^^;)。

 調べてみたら、1947年の時点で、使えそうな空対空ミサイルがありました。アメリカじゃなく、ナチスドイツ製ですが。(何でも作ってたんだな、ナチスって)
 RK344X-4と、ヘンシェルHs298というやつです。

http://www.ww2guide.com/missiles.shtml#x4
http://www.ww2guide.com/missiles.shtml#hs298

 X-4は有線誘導。射程は3200m。長さ3キロもあるワイヤーをひきずって飛んでたらしいです。『トンデモサイエンス読本』の著者なら、それこそ「絶対不可能」と言い出しそうだ(^^;)。
 Hs298の方は、無線誘導と有線誘導のものがあったらしいです。射程は1800m。
 架空戦記として考えるなら、アメリカ軍がこれらのミサイルを接収、UFO撃墜に使用した……という設定なら、どうにか納得できそうです。
 ただ、どっちにしても、母機から目視で誘導しなくちゃいけないんで、B-24は命中までずっとUFOが見える距離を飛んでいる必要があります。当然、対向していたら、あっという間にすれ違ってしまうし、並行して飛びながら横方向に撃つのも難しそうなので、後方から追尾して攻撃する形になるでしょう。
 また、X-4の最高時速が893km/hなので、UFOが900km/h以上で飛んでたら、もう追いつけません。
 つまり、UFOがゆっくり飛んでいるところを、後ろからこっそり接近。「へへーん、空対空ミサイルも持ってない地球人の技術でこのUFOが落とせるもんかよ」と油断しているところをミサイル発射、相手があわてて加速して逃げる前に仕留める……という戦術になりそうです。
 あっ、そうか! UFOを油断させるために、わざと爆撃機を使ってるんだ!(笑)

No.21866 - 2004/10/14(Thu) 13:45 [zaqdb72ecf1.zaq.ne.jp]

更に対大型UFO向きな兵装 / T.黒田 引用

 米ソ冷戦真っ盛りの1950年代には、両国ともありとあらゆる兵器体系に核兵器を導入しようと躍起になっていましたが、米空軍は全面核戦争の際に大量に米本土目指して侵攻するソ連軍爆撃機を一機に殲滅する切り札として、MB-1(AIR-2A)ジーニなる”空対空核ロケット弾”を実戦配備しました。
 以下ジーニの解説ページから抜粋
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ジーニー】[Genie]
 なんと!核ロケット弾。米空軍の正式な形式名はMB-1、のちにAIR-2A。使用されている弾頭はW-25という1.5キロトンの原爆なのだが、ロケット弾なので無誘導。1957年から配備され、ノースロップF-89スコーピオンやコンベアF-106デルタダートに装備されていた。核爆発で目標を編隊丸ごと撃破…いや、消滅させるという、なんとも恐るべき兵器。弾頭の威力圏は半径1,000ftと言われる。誘導弾として出すつもりだったが、わずか5km先に原爆撃ち込むだけなら誘導なんて要らないだろということで無誘導にしたらしい。いいかげんなもんである。まあ1950年代の米ソの兵器と言えば核地雷、核砲弾、核魚雷、核爆雷に核機雷って、手榴弾と銃弾以外(当たり前だ)思いついたものはすべて核兵器にしちゃいましたって具合で、とにかく核のオンパレードである。悪の枢軸ってのは誰のことだ?
 それはさておき、何しろモノが核弾頭だけに、自分が核爆発に巻き込まれる恐れがあるため至近距離では絶対に使えないのだが、射程距離は5km程しかなく、発射後は即反転して必死に逃げなければならない。で、必死に逃げながら、爆破スイッチをぽちっとなと押し、無線指令で爆発させる。当たり前だが周りに味方が誰もおらず、しかも高々度でないと地上や洋上にいる味方も被害甚大…となる。(後略)
http://www1.sphere.ne.jp/mia/aviation_dic/html/sa_gyou.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 例え1.5キロトンの小型戦術核弾頭とは言え、通常弾頭のロケット弾や空対空ミサイルと比べるとその破壊力は桁違いですから、直撃を受ければ異星人の大型UFOですら無事では済まないかも(笑)。
 ちなみにこのジーニは一度だけ実弾演習で発射された事があるそうで、しかも炸裂したその真下の地点には爆発の影響を調べるための被験者が立っていたとか(本当)。
 さすがに爆発高度はかなり高かったはずですから、爆発の際の熱線や爆風でこの被験者が死傷するような事は無かったはずですが、一次放射線は少なからず被曝したはずです。 しかし、当時の米ソは核実験と並行して多数の兵士を放射能汚染地帯に突っ込ませる様な事(いわゆる「アトミックソルジャー実験」)を繰り返していましたから、当時の感覚では大した事ではなかったと思われます(今なら絶対に許可されませんが)。

 もっとも、このジーニの実戦配備は1957年であり、その時点ではB-24なんかとっくの昔に退役していたりします。 しかもこのジーニは超音速迎撃戦闘機に搭載する為に核兵器としてはかなり小型に作られており、わざわざ図体の大きな爆撃機なんかに搭載する必要も無かった(と言うより戦闘機に搭載する為に可能な限り小さくした)のですが。

No.21869 - 2004/10/14(Thu) 14:59 [pl405.nas911.kumamoto.nttpc.ne.jp]

Re: 『トンデモサイエンス読本』 / たぬき 引用

> X-4は有線誘導。射程は3200m。長さ3キロもあるワイヤーをひきずって飛んでたらしいです。

 ああっ!
「空対空ミサイル」が有線誘導で・・・・・ってホラ話でっち上げようとしてたのに・・・・・。

 しかし、そうですか、3Kmも飛びますか。w
 現実に負けた・・・・。orz


> あっ、そうか! UFOを油断させるために、わざと爆撃機を使ってるんだ!(笑)

 思うに、各銃座は12.7mmを外し、(ミサイル実験用の意味もあって)光学観測装置を満載していたのかもしれませんね。
 いろんな角度からミサイルの飛行状況を観測できるような、特別な偵察機仕様のB-24だったのです。

 それを「UFO観測用機」であると勘違いした宇宙人達。
 従軍カメラマン達にピース・サインを向ける兵士達のように、わざわざ速度を落としてサービスします。

 まんまと接近、しかも有利な後上方を確保したB-24は、そこで爆弾槽からAAMを投下、鈍足とは言えロケットエンジンを搭載した手動誘導ミサイルとUFOのドッグファイトが繰り広げられ・・・・・

No.21872 - 2004/10/14(Thu) 17:02 [i220-220-233-37.s02.a013.ap.plala.or.jp]

Remenber 『トンデモサイエンス読本』 / 7colors [関東] [ Home ] [ Mail ] 引用

呆れた野郎達だな。
揚げ足ばっかり取っていないで、俺の本から学ぶべき点について議論しろよ。

No.22091 - 2004/10/23(Sat) 14:11 [i60-41-42-111.s05.a013.ap.plala.or.jp]



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