山本弘トンデモ資料展
2005年度版11−E


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[懐疑的に超常番組に突っ込む] トピック
2005年07月03日
09:38
 『アンビリ』心霊写真特集
  山本弘
 6月30日放映分の検証です。

●ベランダに浮かぶ女の顔
 これは単なるシミュラクラでしょ。

●からみつく4本の手
 これはけっこう難問だったけど、よく観察すると分かった。
 この4本の手、実は4本とも手前にいる女の子の手なのである。よく見ると、上の2本が明るく、下の2本が暗い。また、ストロボとは別に、画面右に強い光源があり、女の子を照らしているのが分かる。
 おそらくストロボが光ってからシャッターが閉じるまで数分の1秒の時間差があったものと思われる。ストロボが光った瞬間、彼女の手は上にあって、ストロボに照らされていた。その直後、彼女は手を膝の上に下ろした。シャッターが閉じるまでの何分の1秒か、そこにとどまり続けたため、手に光が当たり続け、やはりフィルムに焼きつけられてしまったというわけ。
 黒系統の長袖の服を着ていたので、背景に重なって二重露光になっているにもかかわらず、手がくっきりと写ってるわけである。白っぽい服を着ていたら、手は透けて写っていただろう。
 嘘だと思うなら、女の子の顔の輪郭をよく見ること。わずかにブレて写ってるのが分かるはず。

●旅館で撮った写真に写っていた女の顔
 これ、女中さんなのでは?
「部屋に他に人はいなかった」とか言ってるけど、すべての写真を撮った時の状況をいちいち克明に記憶している人なんているわけない。女中さんがいたのを忘れてるだけだと思う。
 僕がスタッフだったら、この旅館に行って、同じ顔の人がいないか探してみるけど、そこまでしないんだよな、この番組のスタッフは……。

●メキシコで撮られたUFOビデオ
 風船? 鳥? カーニバルか何かで大量の風船が飛ばされたらこんな風に写るんじゃないかって気がするが、何にしても、こんな点みたいな映像では、何が写っているのか分析しようがない。手ブレがひどくて、どんな動きしてるかもよく分からないし。
 あきれたのが、明治大学理工学部の田中賢一博士のコメント。

「風船の動きは非常に一定ではありませんので、それぞれ形を変えずにきれいな形で動くということはありえないと思います」

 おーい(笑)。
 あんた、あのUFOの動きが手ブレだってことに気がついてないのか!?

 もう1本のUFOビデオも、動きからすると風船っぽいが、やはり小さすぎてよく分からない。
 あきれたのが、最初は編隊を組んで飛んでいたのがUFOの証拠だとされてたのに、途中で一個が違う動きをしたら、それもまたUFOの証拠にされてしまったこと。だったらいったいどんな動きをしたらUFOじゃなくなるんですか?(笑)

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