山本弘トンデモ資料展
2006年度版7−A


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[科学とかSFとか] トピック
2006年10月04日
18:22
 多元宇宙と多次元世界の違いって?
  世羅 悠一郎
始めまして、世羅 悠一郎と申します。
SFのコミュニティを探してこちらに来ました。

で、本題なのですが……。
早速ですが質問をさせて頂きたいのです。
内容は、題名どおり「多元宇宙と多次元世界の違いって何?」という事です。
更に言いますと、「スケールの違いが両者にあるならどう違うの?」という質問もさせて頂きたく思います。

実は、創作で(SFかと問われると微妙なのですが)幾つもの世界(科学が中心の世界とか、魔法が中心の世界とか)を往き来するものを書きたいと思っているのです。
ですが、私はといえばSF的なものにあんまり詳しくなく……。
検索しても混乱するばかりでした。
そこで、mixiに参加してるのを良いことに、質問のトピックを立てさせて頂いたのですが……。

設定として、どうしてもこの素材を使いたいのです。
ですが、創作関連のコミュニティで明確な回答が得られるか解らなかったものですから……。

宜しければ回答を頂きたいのですが……。
どうか、不適切でなければ宜しくお願い致します。

書き込み
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2006年10月04日
18:30
    1:  ブルちゃん
簡単に言うと、多元宇宙は現在中年プータローの私が医者になってる世界が別にあるとか、SF好きでプチオタな私がスポーツマンの世界があるとか、もう若死にしてる世界があるとかの事で良かったんじゃないかと思います。(自信あまり無いですが)

多次元宇宙と言うものは、縦方向・横方向の広がりのある2次元の絵とかの世界に、さらに広がり(奥行きや時間)のある我々は干渉できるが絵の方からわれわれには干渉も感知も出来ない…という部分ではなかったでしょうか?(これも自信ないけど…)
我々の世界よりまだ多くの観念が持たれている高次元宇宙という物が存在し、そちらからこちら我々の世界は感知されて影響も及ぼせるが逆は不可だという説がありますね。
2006年10月04日
21:48
    2:  はいてんしょん
多元=パラレル世界(1さんと同じかな)

多次元=いろいろな世界が同時に存在
(その中には四次元とか物理特性が違う世界もあるかも)
2006年10月04日
22:58
    3:  SAK
その設定なら、多元宇宙(あるいは平行世界とか可能世界とか)の方だと思います。
色々な世界が、並んで存在していることを指します。
あまり平行世界もののSFは読んだことがないので、SFとしてどう処理すればいいのかわかりませんが、
「量子力学」「エヴェレット解釈」とかで調べると、何かしら出てくると思います。

多次元世界というのは、多分5次元世界とか6次元世界とかそういうものを指しているのだと思います。
新興宗教とかが、精霊のいる世界とか神のいる世界として設定していることがあります。
SFだと、イーガンの『ディアスポラ』に6次元宇宙だかというのが出てきますが、SF馴れしていないのならこの作品はお薦めしません。
2006年10月04日
23:39
    4:  キルゴア
多元宇宙=パラレルワールドで、みなさんと同じ解答です。

多次元宇宙というのは、多分数学的説明が必要になります。
今、我々が住んでいる宇宙は、3次元宇宙です。これは、縦横高さで空間が構成され、そのどれもを行き来できる世界です。
これより多くの次元で構成されているのが多次元宇宙です(この宇宙も、時間を第4次元と解釈したり、超ひも理論で多次元宇宙的解釈を導入したりというのがありますが、そこは別として)。
2006年10月05日
01:58
    5:  ita
>幾つもの世界(科学が中心の世界とか、魔法が中心の世界とか)を往き来するもの

この設定だと、ロジャー・ゼラズニイの諸作品が該当しますね。
入手困難なのが欠点ですが。「アンバーの九王子」が
ズバリな設定で、他にも「魔性の子」&「外道の市」
の二作とか。

「アンバー」では近くの宇宙ほど今の宇宙に近くて、
離れるほど異常な世界になってます。たくさんの
宇宙をいろんな方向に近い順に並べてあるイメージ
ですね。この並べる方向を次元と考えれば多「次」元
宇宙と考えることもできます。実際アンバーでは
一つの「真世界」の様々な影が無数の世界となっている
という説明があり、数学的に言えば高次元のものを
低次元(3次元)に射影したものとなります。
2006年10月05日
02:02
    6:  ita
あと、やはり設定の科学的、数学的説明をやるとしたら
紹介されているグレッグ・イーガンの右に出るものは
いないですね。長編は超ハードで大変ですが、短編集
「祈りの海」収録の「無限の暗殺者」が短くていいです。
短くてもハードですが。
2006年10月05日
02:03
    7:  世羅 悠一郎
皆様、ご親切に回答ありがとうございます。
おかげ様で双方の違いが解りました。
私の目指していたのは多元宇宙の方だったのですね。

もう一つ、理解に付随して疑問が出来たので質問させて頂きます。

多元宇宙の場合、移動方法があり、移動手術に艦船が使われるとしたら何「航行」というのでしょうか?
こちらは「次元航行」で良いのでしょうか? それとも、別の呼称になるのでしょうか。
なるとしたら、どんな名称になるのでしょう?
重ね重ねの質問、申し訳ございませんが、どうか宜しくお願い致します。
2006年10月05日
02:07
    8:  世羅 悠一郎
あ、書き込みの間に(汗)
ともあれ、引き続き回答頂けたら幸いです。
2006年10月05日
03:38
    9:  ブルちゃん
多元宇宙間を航行・移動するデバイスですか…。
多元宇宙モノの多くは時間移動で過去に遡り、ちょっとした
史実と変わるような選択をする事で枝分かれしてしまう…
というのが多いのですが。
以前に筒井康隆氏の短編で、町内単位で別次元の自分の住む
町がずらずらっと並ぶ異様な光景の作品がありましたね。
またSFアクション映画で「The One」というカンフーチャン
ピオンのジェット・リー主演のアクションも有りました。
別次元の自分を全て殺すと神のごとき力を得れるという、
「仮面ライダー龍騎」と「ハイランダー」のミックスみたいな
作品でした。
まぁファンタシィ的な作品なのだとしたら、無理にデバイス
を登場させずに「ノース・ウェスト・スミス」シリーズみたい
に主人公が知らんうちに不思議な世界にハマってるようなので
良いのではないかと思いますが。
ファンタシィなら魔道とか神の奇跡とか超能力とか空間の裂け
目とか結構幅広く創作に使えますからね。
2006年10月05日
08:35
   10:  きくまこ
誰も使ってなさそうな名前を自分で勝手につけてしまうのが、簡単だと思いますが。
2006年10月05日
15:05
   11:  骨男
そこがセンスの見せ所だと思いますよ。
是非カッコいいのを思いついてください。
2006年10月05日
15:25
   12:  はいてんしょん
「地球間ハイウェイ」とか
「ネアンデルタルシリーズ」とかが
参考になるかな

両方長編だわ(笑)
2006年10月05日
15:41
   13:  世羅 悠一郎
なるほど、今のところ、そういった例ってのはないんですね。
では自分で考えなければ。

で、少し考えてみたんですが。
ちょっとこちらの設定書きになってしまいますが……。

一つの世界が異世界に行ける技術を開発。
宇宙には、どこの世界にも同じ要素が詰まってて、科学を中心に発展した世界は科学を認識にしたに過ぎず、魔法を中心として発展した世界は魔法が使えるような法則を認識したに過ぎない。
で、幾つもの世界が交流して、それで一つの世界(言い方が微妙?)を形成している……みたいなのを狙ったんですが……。
これは多元宇宙とは違ったんですかね?

もしかして、かなり的外れなものを同じようなものだと捉えて間違ってたりしますかね、私は(汗)
そんな不安がよぎったのですが……。
2006年10月05日
16:14
   14:  烏
ちょっと話がズレてるかも知れませんが、
『さよりなパラレル』という竹本泉の漫画があります。
主人公は、落雷のせいで勝手に平行移動してしまうのですが、
それとは別に移動技術を開発した世界というのも存在していて、
技術を開発した世界同士は一つの世界を形成し、
まだ開発されていない世界に駐在員を派遣
(というかその世界の人に依頼)
しているという設定でした。

で、その漫画では、移動に必要な機械は確か
「ミューラー回路」だったかと思います。
といってもこれはユニットと呼ばれていたので、
機械の一部だと思いますけど。
2006年10月05日
16:19
   15:  山本弘
世羅悠一郎さん、こんにちは。

>なるほど、今のところ、そういった例ってのはないんですね。

 いや、そんなことはないです。NHKでやってた子供向けのSFドラマ『対決!スペルバインダー2』で、パラレルワールド間を航行する船が出てきました。後で述べる「時は分かれて果てもなく」でも「船」と呼ばれる乗り物(形状は不明)が使われているようです。探せばたぶんもっとあるでしよう。
 装置には自分で名前をつけた方がいいというのは、僕も同感です。

 あと、これは個人的なだわりですが……。
 エヴェレットの多世界解釈というのはそもそも量子論から導き出された発想なので、多世界解釈によるパラレルワールドというのはすべて、現代科学が通用する世界であると思うのです。歴史が異なるだけで、物理法則までは異ならない。
 魔法が通用する世界、物理法則まで異なる世界は、パラレルワールドと区別するために、「異世界」とかいう別の名前で呼んだ方がよいかと思っています。
 あくまで個人的意見ですが。

 パラレルワールドもののSFで参考になる作品というと、

●竹本泉『さよりなパラレル』
 落雷のショックでパラレルワールドを渡り歩く体質になってしまった女の子の話。コメディですが、SF的につじつまを合わせようという作者のこだわりが随所に見られます。

●ラリイ・ニーブン「時は分かれて果てもなく」
  (短編集『無常の月』に収録)
 パラレルワールドとの交易が可能になった世界で、原因不明の自殺が頻発する。パラレルワールドの存在が人間心理に与える影響を考察した作品。

 あと、宣伝になりますが、

●マレイ・ラインスター「時の脇道」
   (『火星ノンストップ』に収録)
 時空の異変によって、地球は様々な異なる歴史が入り乱れるパッチワークのような世界と化す。
 パラレルワールドの概念を世界で初めて提示した作品と言われています。
2006年10月05日
19:11
   16:  ブルちゃん
>なるほど、今のところ、そういった例ってのはないんですね。

いえいえ、説明文が誤解を招く書き方で申し訳なかったです。
実際私の前回投稿で挙げたジェット・リーの映画では、主人公の居る我々の世界と思しき世界に、別世界からの主人公を狙う主人公の別世界の同一人物が移動し、それを追って捜査官も別世界(別多元世界間を移動できる科学力の進歩してる世界)から追って来てますし、SF的にはどちらかといえばよく使われるテーマで作品はかなり豊富にありますよ。
無名SF小説から「スタートレック」のようなTVSFドラマ、日本の漫画に至るまで探せば異世界間航行の話しは多量に出てくると思われます。
2006年10月05日
19:34
   17:  世羅 悠一郎
再び多くの回答を頂き、誠にありがとうございます。

過去の例はあってそれでなおかつ考えた方がいい……というお話だったのですね。失礼致しました。

そして、過去の作品に多くの例はあると。
例示も頂けてありがたいです。
作品を探して読んでみたいと思います。
前例からパーツを探そうとしていた訳ですから、読むのが一番早そうですしね。

そして……私の考えていたものは、多元世界から外れているものと、いないものの両方があると考えるべきなのでしょうか?
魔法のある世界は異世界とする――と、しますと。
技術がないだけで、どこでも使えるという考えだとパラレルの内なのか、そうでないのかの解釈に悩みます……自分の設定次第?
2006年10月05日
20:06
   18:  世羅 悠一郎
あれ、と思いました。
登場する全ての世界に同じ法則が存在して、各世界ではその一部しか使用していない……となるとパラレルワールドの解釈でいいのかなと思いました。
本来魔法の使える世界ではあるけど科学だけで発展した世界。
科学技術が使えるけど、魔法中心で発展した世界。

これらはパラレルワールドと言えなくはないでしょうか。
根源が同じだけで辿った道筋が違うというところでは。
はて……。
2006年10月05日
21:06
   19:  るくす
ハインラインの「獣の数字」にでてくる「バロウズの六次元宇宙」が、かなり近いんじゃないかと思います。
・・・ただこの作品・・・ハインラインを読んでいないと全く面白くないんですよね・・・(汗)
2006年10月05日
21:11
   20:  きくまこ
フィクションですから、好きな解釈・好きな設定でいいと思います。
2006年10月05日
22:43
   21:  小林
「本来魔法の使える世界」なら、発達した科学は魔法を取り込んでしまうように思います。
科学が発達すると、魔法の進歩が抑制されるような何かの制約条件があった方がいいのではないでしょうか?
2006年10月06日
01:03
   22:  ita
『ゲド戦記』第五巻が、魔法を使える世界と魔法を使えない
世界、そしてその理由を描いてましたね。

あと未読ですが、ル=グインは最近"Changing Planes"
という作品を書いたようです。タイトルの意味は
飛行機の乗り継ぎですが、Plane には多世界のうちの
一つという意味もあり、RPG なんかでよく使われます。
内容は異世界に行く話です。
2006年10月06日
13:15
   23:  山本弘
 ああ、世界をプレーン(平面)と表現するのはよく聞きますね。異世界のことをother planeと呼んだり。
 個々の3次元世界を紙のような平面に見立て、それがたくさん積み重なっているというイメージでしょうか。
「相」という言い方もありますよね。

 こういうのはほんとに、自分で適当に好きな言葉を選べばいいと思いますよ。
2006年10月06日
13:37
   24:  世羅 悠一郎
度重なる質問に対する回答、誠にありがとうございました。
おかげさまで、幾つもの疑問が解けた感じです。
私的な内容であったのにお付き合い頂けて、本当に嬉しかったです。

ここから先は、自分で考えるべき内容ですね。
自分で考えて答えを出していきたいと思います。
今後も出没するかもしれませんが、その時はどうかヨロシクお願い致します。

皆様、どうもありがとうございました。
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