山本弘トンデモ資料展
妖魔夜行シリーズ「戦慄のミレニアム」書評(2)


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山本弘問題連絡会掲示板


 山本作品を考える

326名無しさんsage: 2007/06/11(月) 13:01:01
山本の作品は登場人物の行動がアホ丸出しなことが多くてしらける

例えば「戦慄のミレニアム」で敵に操られた男がガソリンを搭載したトラックを置いて逃走しようとするシーンで
コンテナっぽい荷台のトラック、あたりに強いガソリンのにおい
運転手が逃走しようとした、
この条件下でなにをするかと思いきや、いきなり鍵のかかった扉を無理矢理怪力でこじ開けたのだ。
火花が散っただけで引火しそうな状況でいったいなにを考えているのやら

で、いきなり中に入り込んで時限装置を発見するのだが、
まず、爆発するような気化ガソリン濃度では人間は呼吸困難で死にます。
アザゼルは妖怪なんで死なないかも知れないが説明がないのはちょっと、、
で、時限装置を見つけて、受光部やアンテナが見当たらないから
遠隔操作でなく時限式だろうって、コンテナに入ってりゃ普通時限式だろ
さらに左右から電極のようなものが出てるって、、、、
それ、アンテナには見えないのか?
鉄の棒が出てりゃアンテナにも見えるだろ?と言うか電極兼アンテナもありなんだが、、
テレビの室内アンテナ見たいのが付いてないとアンテナじゃないとでも?

で、扉開けっ放し、気化ガソリンもれ放題な状態で運転手を詰問したら
ライター取り出して自爆、大爆発

え〜と気化ガソリンはある程度閉じた空間で一定以上の濃度でないと爆発しません。
その濃度では人はまともに行動できません。
トラックの外にいた運転手のところで引火するほどの濃度って
扉を開ける前の濃度がめちゃくちゃ高ければありえなくもないが
それだと扉開けないと爆発しないぞ?

まあ、なんと言うか、変だろ、いろいろ
327名無しさん: 2007/06/11(月) 18:50:07
>>326
マイケルベイの映画で同じシーンがあったら山本は嬉々として叩くんだろうな。
328名無しさんsage: 2007/06/11(月) 20:47:44
>>326
http://www5f.biglobe.ne.jp/~Tan-Lee/modo/senzen/taiho.html
> 福井氏の「日本空母物語」によれば、気化ガソリンの爆発濃度は1.5%から5%の範囲で
>あり、濃度が4%の時に爆発圧力が最大になると記されている。更に濃度0.1%でも人間の
>嗅覚で容易に探知可能であり、 0.01%の薄い濃度でも異常を感じられるそうである。しかも
>爆発濃度である1.5%の環境下ではごく短時間の作業しか行えず、更に濃度が高まれば
>普通の防毒面を装着していても、めまいがして呼吸困難となるそうである。

確かにそうらしいね。
329名無しさんsage: 2007/06/12(火) 12:59:40
まあ、一番の驚きはやっぱり、トラックが乗り捨てられ運転手が逃走
あたりに強烈なガソリンのにおいが漂ってる
この状況で鍵のかかった扉を怪力でこじ開ける神経だね。

で、運転手が自爆したときも黙って自爆させてるのがちょっと変
超人的な身体能力を持ち、爆発現場から数人の女性を助け出したりしてるのに
運転手をどうにも出来なかったのはちょっと不自然。

作中では1%〜7%で爆発するとあるが、トラックの扉開けっ放しにしてても
1%以上の濃度があったとは考えにくいのよね。
密閉されてないと燃焼はしても爆発はしないはずだし

まあ、さらに不自然なのがごろごろしてるからたいしたことないともいえるが、
例えば、全身をガラス化された女の子が倒れても
ワンピースと左手首しか壊れなかったり、ありえないよね
髪の毛や指先、細かいとこは当然割れるだろうし、ひびは普通あちこちに入るだろうに
服と手首だけ、しかも手首は切断面がきれいだからつながっちゃったりして
ガラスが衝撃を受けて割れて、切断面がきれい?
どんな状況なんだか、、、

この切断面がきれいってのがお気に入りだったのか
別のシーンでも出てくるんだけど
足を切断されて倒れて数時間放置されて上に雪が積もってて、
で、切断面が驚くほどきれいって、、、、、、マジ?
330名無しさんsage: 2007/06/12(火) 13:11:51
追い詰められた適役がヒーローを道連れにドカーン!
しかしヒーローは炎の中から颯爽と姿を現す…。

お約束〜。
331名無しさんsage: 2007/06/13(水) 15:08:31
絶対絶命のピンチで颯爽と現れるヒーローってのは確かに王道ですけどね。
その絶対絶命のピンチを招いてるのがヒーローの間抜けさと言うのがなんとも


怪力と頭の回転のよさと頑強さとすばやさを見せ付けておいて(間抜けにも見せれてないが)
つかみかかれる位置の何の訓練も受けてない一般人のおっさんが
胸ポケットから100円ライターを取り出して着火するのを止められない
油断したからとは言っても、ガソリン満載トラックで突っ込んできたおっさんの挙動に注意してないのは間抜け以外のなにものでもない

で、似たようなのが他にもある
妖怪側のTOP会談の会場で警備を突破して軍用ヘリが会場に迫る
止めることも危険を知らせることも出来ない、このままではミサイルで会場ごと吹き飛ばされてしまう
そんな絶体絶命の状態で、一人の少女天使が舞い降りて危機を救う

普通ならかっこいいシーンのはずなのに、正直どっちらけ、寒すぎ、苦笑いしか出ない。

警備のために巡回中だったメンバーがあっさり抜かれて手も足もでないんだが
このメンバーがそもそもおかしい、飛行能力を持ち姿を消せる天使を警戒するのに
透明化を見破れるメンバーも飛行できるメンバーも地上から対空攻撃できるメンバーもいない。
巡回警備とか言ってるが、実際に敵に遭遇した際に何も出来ないメンバーしかいないのだ。
さらに言うと会議場のメンバーに知らせることも出来ないために会場無防備なんだけど
なぜ、遠隔通信能力のあるメンバーを加えないのか、と言うか携帯電話なりトランシーバなり持てばいいだろ?
早い話がこの巡回警備のメンバーは実質的には何の役にも立たないお散歩してるだけのメンバーなのだ

敵がすごいから突破できたのではなく、そこそこの速度で飛べたらどんなにへなちょこでも突破できる警戒網と言うだけの話
実際問題、軍用ヘリが一機会場に向かったぐらいじゃあピンチでもなんでもない。
会場にはメインメンバーの龍族のにーちゃんがいるんだから
携帯で軍用ヘリが向かってることと大体の方角を伝えたら
外出て龍になって雷一発落としてやればあっさり解決なのだ。

で、このヘリを実際に止めた天使型妖怪にも問題大有り
このヘリのパイロットはカメラ映像を処理してバイザーに写す暗視装置を使っているため
妖怪はカメラに写らないという特性のため天使の姿を見ることを出来ないのだが
天使が自分の力を押さえ込むことによってカメラに写るようになるのだ
これは、決してやってはいけない掟破りの反則で設定無視もはなはだしい暴挙だ
妖怪がカメラに写らないのは根源的な性質であって力で写らないようにしているものではない
こんなインチキが許されるなら、鏡に映してバンパイアを見分けることも出来ないし
仲良しの妖怪少女と一緒に写真が取れないと悲しむこともない
世の中にはやっていいインチキとやってはいけないインチキがある
これは絶対にやっちゃいけないインチキだ。世界観そのものを台無しにするインチキだ。

王道パターンを再現するのに必死なあまりに無理がかかりすぎているとしか言いようがない。
332名無しさんsage: 2007/06/13(水) 17:35:41
>で、このヘリを実際に止めた天使型妖怪にも問題大有り
>このヘリのパイロットはカメラ映像を処理してバイザーに写す暗視装置を使っているため
>妖怪はカメラに写らないという特性のため天使の姿を見ることを出来ないのだが
>天使が自分の力を押さえ込むことによってカメラに写るようになるのだ
>これは、決してやってはいけない掟破りの反則で設定無視もはなはだしい暴挙だ
>妖怪がカメラに写らないのは根源的な性質であって力で写らないようにしているものではない
>こんなインチキが許されるなら、鏡に映してバンパイアを見分けることも出来ないし
>仲良しの妖怪少女と一緒に写真が取れないと悲しむこともない
>世の中にはやっていいインチキとやってはいけないインチキがある
>これは絶対にやっちゃいけないインチキだ。世界観そのものを台無しにするインチキだ。

ちょっと気になったんでガープス・妖魔夜行の文庫をひっぱり出してみたら、妖怪のキャラクターを作るためのルールにこんな説明があった。
妖怪はビデオやカメラといった機械を通してその存在を見ることはできない、とした上で

ただし、現代で生活するには、いつも機会に対して透明なままではかえって不便です。
妖怪は、好きなときに機械に見える姿になることができます。妖怪は、写るように意識しなければなりませんが、集中の必要はありません。
現代は、どこにビデオカメラがあるかも知れないので、外出するときは必ず必ず機会に反応するように意識するのが、人間に混じって生活しているほとんどの妖怪にとっては週間となっています。

他にも、プロローグでは妖怪でも写真に写りたいと念じれば写ると説明されていたりする。
小説は確認していないのでどういう設定になっているのか分からないが、
山本は小説版とTRPG版の設定をごっちゃにしているのではないか。
333名無しさんsage: 2007/06/13(水) 17:39:59
週間→習慣
334名無しさん: 2007/06/14(木) 00:46:20
>>332
自分の意思で写ったり写らなかったりできるとは、、、、便利すぎだが
そうでもしないとゲームを楽しむのは難しいからしょうがない、、、のかな

小説の方の設定ではそんな便利には切り替えられないです
山本自身上巻63ページ付近でかなたがカメラに写らないことを説明している
もしもテレビカメラが回っていたら奇妙な光景が写っていたかも
などと書いているので自由に写ったりはできないと認識していると思われます。

で、下巻176ページで

普通、妖怪はカメラには写らないのだが、彼女は自らの意思で妖力を切り、突進してくる<コマンチ>の前に姿をさらけ出したのである。

と書いてるので自由に写ったり写らなかったりというものでもないようです。
さらに、変なのは妖力切ってとか言っといて空飛んでること
妖力なしで飛べるとはすごいもんだ。

自分で書いててなに書いてるのかわからなくなってると思うな。

まあ、どちらにしろ会場にいるのはVIP級の妖怪連中なんだから
電話一本で知らせたら難なく撃退できるのは間違いない
不意打ちでもなきゃ軍用ヘリ一機じゃお話にもならない。
というか、ヘリ一機落とせないのに厳重な警備と言ってるのがお笑いだ

天使の攻撃警戒してんだからさ、空飛べるやつを警備にまわせ
敵が来たときに会場に知らせる手段ぐらい用意しろ
厳重な警備じゃなくて、ザル以下の警備だっての
335名無しさん: 2007/06/14(木) 01:14:45
山本の他の作品でも、先祖返りで妖怪として目覚めてしまった主人公(美少女女子高生w)が、自動ドアのセンサーが突然反応しなくなって挟まれてしまうという描写があった。
それが「実は自由に切り替えできるんですー」じゃちょっとねえ。
せっかくの人間と妖怪の差異を際立たせるための設定が台無し。
340名無しさん: 2007/10/13(土) 02:56:11
ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/youma01.htm
>暗き激怒の炎 1998年
>(『暗き激怒の炎』表題作)

>この小説を思いついたきっかけは、ある雑誌で読んだレイプ・チームの話である。
>女性をレイプすることにまったく罪の意識を覚えない連中のおぞましさに、
>むらむらと怒りが湧き起こり、この感情をフィクションの形にして表現しようと思った。

レイプ被害者からすれば、女性へのレイプを売り物にして恥じないエロ小説家やエロ漫画家にも、「おぞましさ」や「怒り」といった感情を持つのではなかろうか。
ロリ・陵辱・SMの三重苦の山本作品に対しては特にw
341名無しさん: 2007/10/17(水) 23:38:12
>むらむらと怒りが湧き起こり、この感情をフィクションの形にして表現しようと思った。

ムラムラはちょっと違うんじゃないか?w
342名無しさんsage: 2007/10/17(水) 23:56:44
怒りならメラメラですな。
ムラムラは欲望。
語るに落ちているw>山本
343名無しさんsage: 2007/10/18(木) 07:23:52
「暗き激怒の炎」一部ネタバレだが

この作品は、レイプに対する女性の反感や復讐心から生まれた妖怪がレイプ魔の男に復讐して回る、という話なんだが、その復讐方法ってのが妙でね。

レイプ魔の男に女性の姿で近づき、なんとレイプ魔を女性に性転換させ、妖怪自身は屈強な男に性転換して思う存分レイプするという…(その後焼き殺す)

因果応報というより、とにかく女性がレイプされる姿が書きたかったんじゃねーの?と邪推してしまったw
344名無しさんsage: 2007/10/18(木) 07:53:27
http://homepage3.nifty.com/hirorin/youma01.htm
あらためて数えなおしたが、↑で紹介されてる山本作品って大半がエロが絡んでるな。裸、セックス、レイプ、近親相姦、淫夢、アナル…。そうでなきゃ、超能力にトンデモ、フィギュア、ゲーム、プラモと、いかにも山本らしい要素がいっぱい。

しかし『妖魔百物語 妖の巻』って山本が書いてたのか?
昔読んだときは読者の投稿作品かと思ってたが。
345名無しさんsage: 2007/10/18(木) 12:51:14
ムラムラはもともと怒りに対するもの
欲望に対するものに偏ってるのは近代的な使いかた。
なので別に問題はない。
まあ、せいぜい年寄りくさいという程度のもの。

レイプ犯を逆にレイプして復讐ってのは、正直コイツわかってないよなという感じ。
レイプを実行する人間は同時にレイプされたいという欲求も持っている場合が多い。
女に変えられてレイプされるという条件限定なら喜ぶ相手のほうが多いんじゃないかな。

そして彼の作品には驚くほどのエロが詰まっている。
まったくかけらほども必要なくても無理やりにでもつめてくる。
正直うんざりするほどにね。

それが受けると思っているならまだいいんだが、
素で書きたくてしょうがないんならかなり危険だな。
346名無しさんsage: 2007/10/18(木) 16:04:30
性描写がないのでいいものといえば、「さようなら地獄博士」ぐらいか。
あ、でも少女を人形にするというのはある意味すごくフェチっぽいな。
山本って美少女の氷付けやゼリー詰めが好きだって公言してるし、山本にとってはものすごく興奮するシチュエーションだったのかもしれない。
347名無しさんsage: 2007/10/18(木) 16:19:38
もしやと思って山本のサイトを覗いたら的中だったw

ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/iceessay.htm

プロになってからも、僕はこのシュミを有効に活用させてもらっている。僕のファンの方なら、僕の作品の中に、よく女の子が石になったり凍りついたり人形になったりするシーンが出てくるのに気づかれるはずだ。
348名無しさん: 2007/11/03(土) 10:29:32
>>347
そういうことを言いながらこういうことも書けるのが山本である…

http://homepage3.nifty.com/hirorin/youma01.htm

 四十万は僕である。
 トカゲの墓を作ったというのも、僕自身の実体験である。
 だから、彼の台詞はほとんど僕自身の本音なのだ。とりわけ、「俺はサディストなんだ。いつもマンガの中で君をいじめて、欲望を満たしてるんだ」と泣き崩れるシーンなどは、キーを叩きながら自分でも胸をかきむしられるような想いだった。
 本当は、ここまで作家の手の内をバラすというのは、大変に危険だし、恥かしいことなのである。しかし、書かなければ嘘になってしまう。僕は嘘をつきたくなかった。だから、泣きそうな想いで、赤裸々に本音を書いた。
 283〜286ページは、読み返すたびに泣いてしまう。
 そうなんだ。ごめんよ、僕のキャラクターたち。いつも僕の醜い欲望の犠牲にして、ごめんよ。
349名無しさん: 2007/11/03(土) 16:51:11
改めて読み返しても妙な意見だ。
嘘をつくことなんてSF作家にとっては商売のはずだし、第一、ロリコンを地で行く人間が、こんなことで感情的になるのはおかしい。
思ったのだが、普段抑圧されていた山本の良心が突如顔を出し、「ボクはなんて後ろめたいことをしている人間なんだ! ごめんよチャイカ!」と、自責の念を吐き出させたのだろうかw
350名無しさん: 2007/11/10(土) 19:46:36
>>334
>さらに、変なのは妖力切ってとか言っといて空飛んでること
>妖力なしで飛べるとはすごいもんだ。

TRPGのルールでは、「飛行」とか「機械に対する透明」という風に能力が分けられていて、それぞれ自由に切り替えできる。
つまり「飛行」は切らずに「機械に対する透明」を切った、ということだろう。
しかしなあ、あまりにもゲームルール的だよ。

>自分で書いててなに書いてるのかわからなくなってると思うな。

単に小説初期の設定を忘れてたのか。
これで終わりと思ってたからどうでもよくなってたのか。
絵になりそうだからそのまま書いちゃったのか。
351名無しさんsage: 2007/11/11(日) 00:49:18
>>350
当時の山本がTRPG版の設定を採用したとは正直考えにくいです。

上巻でかなたの紹介をする際に
「この世の物理法則を超越した存在であるため、科学技術によって存在を検知することが不可能なのだ。」
と書いているので自由に姿が映るように出来るとは考えていないはず。

写る/写らないを自由に制御できるのなら性質としては
「写らないようにすることが出来る」となるはずだ。
常識的に考えればなにかデメリットがない限りは「写る」状態で出かけるだろう。
街中に出かけるのにわざわざ「写らない」状態で出るのは不自然すぎる。

>絵になりそうだからそのまま書いちゃったのか。

これがメインだとは思う。

「天使をはねちまった!?」
というせりふがあり、おそらくこれを言わせたかっただけだと思う。


ついでに言うと、パイロットが赤外線式暗視ゴーグルを使っていることを天使が知ってるのも変な話だ。
肉眼や光学式の暗視装置を使っていれば普通に見えるはずなのだから。

あと、山本はどうも赤外線暗視装置とサーモグラフを混同している気がする
「レセプションホールのある四階は特に高い熱を帯び、フロア全体がまばゆく光っている」
と書いている、もちろん赤外線が放射されていれば明るく写るわけで間違ってるとも言い切れないが
赤外線暗視カメラは別に熱を画像に変換するわけでもなく
フロア全体がまばゆく光るなんてのはおかしな話だ。

さらに言うと、カメラに写らない妖怪の反応が写るわけもなく
料理や照明その他の熱を考えても妖怪がいる会場がほかより熱が高いとは考えにくい。

またさらに、窓から普通に光がもれてるビルを赤外線暗視カメラで見たら
ホワイトアウトして何も見えないはず。
赤外線暗視カメラの仕組みがわかってないのか
もしくは可視光線に赤外線が含まれてることを知らないのか、
どっちにしたってひどく間抜けだ。
352名無しさんsage: 2007/11/11(日) 06:22:14
>>351
> あと、山本はどうも赤外線暗視装置とサーモグラフを混同している気がする
> 赤外線暗視カメラは別に熱を画像に変換するわけでもなく

よくわからんのだがサーモグラフってのは赤外線によって物体の温度を測定するんだから、
原理的には同じじゃないの?

> さらに言うと、カメラに写らない妖怪の反応が写るわけもなく

赤外線以外の波長の光(電磁波)は透過するような物質で出来ていれば
赤外線では見えても可視光線では見えないはず。そんな物質があり得るかはともかく。

たとえば温度の高い水蒸気とかが空間にまとまっていればそれは目には見えなくても
赤外線でそのかたまりは見えるんじゃないかな。

そんな密度の低い物体だと直ぐに空気中に拡散してしまうけど、
何らかの引力(重力とか電磁気力とかのような力で
なおかつまだ発見されていない力)で結合しているとか。

> もしくは可視光線に赤外線が含まれてることを知らないのか、

ライトなどの照明からも赤外線は出ているという話だろうけど、
ライトからの赤外線を浴びて物体が反射する赤外線以上の
強さの赤外線をその物体自体が発していれば、
その物体は周囲よりも濃く写るんじゃない?
353名無しさんsage: 2007/11/11(日) 13:20:46
妖魔夜行のルールブックによればこういうことになっている。

妖怪の肉体構造は人間とはまったく異なっており、通常の物理法則は通用しない。
機械は通常の物理現象しかとらえることができないので、妖怪には反応しないのである。

また

機械を通して妖怪の姿を見ることは出来ません。
写真やビデオカメラにも写らず、レーダーやセンサーにもとらえられることもありません。
特別な照準装置がついた武器で狙われても、ボーナスを与えません(単なる望遠スコープだと、話は別ですが)。

小説のほうは面倒なんで調べてないが、まあ同じだろう。
とすると、やっぱ赤外線式暗視ゴーグルにも写らないのでは?
通常の物理法則が通用しないってことは、当然エネルギー保存則も通用しないだろう。
354名無しさんsage: 2007/11/11(日) 13:43:06
>>353
> (単なる望遠スコープだと、話は別ですが)。

望遠鏡で拡大できるならやっぱ電磁波として機械にも計測できるような。
逆に人間の精神に直接投影されるような映像なら望遠鏡を通しても姿は拡大されないはず。
その意味ではメガネも無力かな。

あとは量子重ね合わせ状態で存在するとか。
ペンローズなんか人間の脳の働きは量子論に影響されているとかいう説を唱えているし。
妖怪や幽霊は量子干渉の産物だとか我ながらいいアイディアだな。でも流石に誰かが既に考えてるか。
妖怪と機械を融合してストーリーを作るならやっぱこういう面で切り込んで欲しいな。

> 通常の物理法則が通用しないってことは、当然エネルギー保存則も通用しないだろう。

量子論の世界ではエネルギー保存則は成り立たないから、とあくまで量子論にこだわってみる。
355名無しさんsage: 2007/11/11(日) 15:05:31
戦慄のミレニアムでは、妖怪の誕生は波動関数の収縮がどうたらこうたら言ってたような。
薀蓄は読み飛ばしてたからあんまり覚えてないや。
356名無しさんsage: 2007/11/11(日) 16:08:19
基本的に普通のカメラと赤外線暗視カメラは扱う周波数が違うだけで
原理的には全く同じもの。

デジカメで赤外線写真とかも普通に取れたりする(メーカーが対策を採っていなければ)
例えば真っ暗な部屋で携帯のカメラで本を写し(液晶に画像を表示した状態
テレビのリモコンの光を当てると文字が読めたりする。

サーモグラフと赤外線暗視カメラも大雑把には同じものだが
大きな違いとして、暗視カメラは赤外線を受光した結果をそのまま表示するのに対し
サーモグラフは差分を色変化であらわす

0が真っ黒、100が真っ白の場合
暗視カメラは100以上の場所がすべて真っ白になるのに対し
サーモグラフは100、110、120をそれぞれ差分を読み取って
+0、+10、+20と表示する

暗視カメラで光ってる窓をまともに写せないのは
普通のカメラで光ってる窓をまともに写せないのと同じ
カメラにライトを向けたら真っ白に写るからね。
で、普通のカメラで露出を考慮すれば明るい部屋の中の写真も取れるが
当然その場合、外の壁は真っ黒になって写らない。

暗視カメラで同じことをやったら、そもそも暗視じゃあなくなる。
暗いとこが写らず明るいとこだけ写る暗視カメラに存在意義があるとは思えない。
357名無しさんsage: 2007/11/11(日) 17:59:47
>>356
> 暗視カメラで光ってる窓をまともに写せないのは

それは違うだろう。暗視カメラはあくまで赤外線を写すのだから、
肉眼ですごく明るい窓でも照明自体に含まれている赤外線がわずかなら、暗く写るはず。
一方人間などの熱源がそれより強い赤外線を発していれば、
窓は暗く、内部の人間は明るく写るはず。

もちろん部屋の内部を照らしている照明に多量の赤外線が含まれていれば別だ。
極端な話こたつの赤外線ヒーターで部屋を照明していればカメラは真っ白になるはず。
しかしそんな照明だったら暑くてたまらないはず。
358名無しさんsage: 2007/11/12(月) 23:03:03
大き目の懐中電灯の光に含まれる赤外線で充分ホワイトアウトする。

というか逆なんだよね。
普通のライトでホワイトアウトする感度で映像を取るわけ
普通のフィルムに低感度、高感度があるように
赤外線暗視カメラも感度をある程度自由に変更できる。

で、赤外線カメラってのは、赤外線をあててその反射で露光するわけだ
つまり、照射する赤外線で像を結べる感度に調整するわけで
一般的に照射する赤外線は、通常のライトに赤外線フィルターをはめることで
作られるのでその元となるライトを直接当てたらホワイトアウトするわけ。
で、強力な赤外線で低感度にすれば通常のライトぐらいではホワイトアウトしなくなるが
それだと照射するライトのコストが馬鹿にならない上赤いスポット光が生まれて隠密性が下がり、
画像のコントラストが落ちる。

暗い部分を明るく写すことが目的のカメラで明るい部分を写るように調整したら肝心の暗い部分が写らない。

暗いところが暗く写る暗視カメラに何か意味があるとでも思うのかい?
359名無しさんsage: 2007/11/13(火) 00:38:11
>>358
ん〜俺は「原理的には」って話なんだよね。つまり適切に感度を調整すれば可能だ、と。
一方あなたは現実に使われている暗視カメラがどういう性能かという話だよね。

俺は「妖怪専用にチューニングされた暗視カメラなら可能」と主張し、
あなたは「普通の暗視カメラでは不可能」と主張している。
山本の当該の小説を俺は読んでないので、どっちが妥当なのか分からん。
360名無しさん: 2007/11/13(火) 14:45:13
妖怪の肉体構造は人間とまったく異なるということだが。

山本の作品に「私は十代の蜘蛛女だった」というのがある。
この作品の主人公は、ある日突然蜘蛛女という妖怪に先祖返りしてしまった女子高生なのだが、彼女にとっての世界は、人間であった頃と比べて違って見えたのだろうか。
この女子高生は生まれながらの妖怪ではなく、妖怪に変化する日まで普通の人間として暮らしていて、思考形態は完全に人間そのもの。
しかし、妖怪化した時点で脳の仕組みも変わっているのだから、考え方や感じ方がそのままとは思えないのだが…。

単に人間ぽい考え方をするだけの別の生物、となるとちょっと怖いな。
361名無しさん: 2007/11/13(火) 15:05:59
俺が記憶しているところでは、作中では妖怪としてのスーパーパワー(聴覚が異常に鋭いとか)の描写ばかりで、妖怪と人間の思考の差まで切り込んだ描写はされてはいなかった。
まあ、山本からすれば伝奇アクションであることを重視していただけかも知れんが、それだけになんとなく気になってね。
362名無しさんsage: 2007/11/14(水) 14:41:43
>>361
あの当時の山本には「思考の差」なんて発想がなかったんじゃね?
363名無しさんsage: 2007/11/14(水) 17:42:22
>>362
一応、人間の麻耶と化け狸のかなたという2人のヒロインで、人間と妖怪の違いを対比していた。
たとえば、人間は変化し成長するが、妖怪はそのまんまでずっと変わらない、麻耶は変わるがかなたは変わらない、みたいな。
妖怪の場合、おそらく精神的な部分も変化しない。
365名無しさんsage: 2007/11/14(水) 19:32:52
>>363
> 妖怪の場合、おそらく精神的な部分も変化しない。

人間もある程度成長すると、それ以上は変わらないじゃんw
妖怪が長寿なら、一定以上成長した後は肉体的にも精神的にも変化しないかもしれない。

3×3EYES(サザンアイズ)では長寿な三只眼の特徴として、自分の精神を新しく保つために
次々に新しい人格を作り出して多重人格になるケースがある、という設定だった。
そしてそれがひどくなると多重人格化が収拾付かなくなり精神崩壊するなどなど。

こういう「もし〜だったら」と考えて、「きっとこうなるだろう」という新たな世界観の設定が
SFの本質だと思うんだよね。我々の世界にはない異質な価値観を設定する。

山本の作品にはそういうのが少ない。
その意味で3×3EYESはSFではないが、山本の作品よりはSF的だw
368名無しさん: 2007/11/14(水) 21:06:23
>>365
>人間もある程度成長すると、それ以上は変わらないじゃんw

確かに、年をとってくるとだんだん新しいものが受け入れられなくなって…ってオイw

>妖怪が長寿なら、一定以上成長した後は肉体的にも精神的にも変化しないかもしれない。

かなたは若い妖怪らしいのだが、その彼女が麻耶の変化(成長?)に羨望しているという描写があった。
まだ若い彼女の成長が上限に達しているとは思えないので、妖怪は変化が非常にゆっくりなんじゃないかな。
でも、変化にかなりの時間がかかるとすると、人間社会への適応はものすごく難儀なことになるように思えるが。
369名無しさんsage: 2007/11/14(水) 21:27:52
>>368
人間が成長していくのは生きるためだ。生まれた時は食料の調達方法も知らないし、
外敵からの身の守り方も知らない。それを学ぶ間、親に保護してもらう。

妖怪が生まれた時から生きていく上で必要な知識をすべて本能としてもっていて、
生まれた瞬間から自立して生きていけるなら、成長は必要ないかもね。

また生殖行動が必要ないか、生まれた瞬間から生殖が可能なら、
性的に成熟する前後での精神的な変化もないし、
親となって子供を育てる必要がなければ、子供として保護される立場から
自分の子供を保護する立場への変化もないだろう。

柳田理科雄が推定していたウルトラマンの一生を思い出してしまった。
地球に来たそれぞれのウルトラマンの年齢が非常に幅広い事から、
ウルトラマンの一生のうち現役期間が非常に長い、と。
人間に例えれば生まれてまもなく社会人になり、
その後ず〜と独身貴族生活を謳歌し、人生の終わり頃に子供を産み、
程なく隠居生活をするって感じ。
370名無しさんsage: 2007/11/15(木) 11:50:34
思考は人間並みでも変化がゆっくり、というのがよく分からない。
頭はそれなりだけど頑固で生き方を変えられないとか?
>>360で挙げた人間から妖怪になった蜘蛛女クンの場合、ずっと女子高生の人格のまま変わらないんだろうか。
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